身分は低いが若く美しく教養のある春香と、代官の息子李夢龍の恋のお話。
この「春香」さんは、とても賢くて自分の考えをきちんと言える女性です。
その結果、理不尽なことに鞭で打たれても・処刑されようとしても、貞操を守り通した女性です。
日本の時代劇に、このタイプの強い信念?を持った女性が登場したことはなかったと思いますが・・・?
これほど一人の男性を信頼し待ち続け愛を貫くところは、「立派」だと思います。
この春香さんを見ていると、「浮気や不倫」「離婚」なんて事は、人として人を愛することに「怠慢」なのではないか?と思います。
身分の違いを超えて愛し合うこのふたりが結ばれて、本当に良かった。