六十七皿目 読書『惜春』
突然ですが皆さんは雄琴って知っていますか?
実はわたくし、知らなかったんですよ。
しかも、つい数年前まで。
数年前、所用で比叡山に行く用事がありまして、電車で行ったんです。
比叡山に登るための最寄の駅は比叡山坂本駅。
そこで下車してバスを待っていると、ぞくぞくと高級車が駅のロータリーに
入ってくるではないですか。
そして、駅から下りてきた殿方を乗せてどこかに行くんですよ。
その不思議な光景に驚いたわたしは同行者に尋ねました。
『あれはなんなんだろ?』
そしたら同行者が、
『あぁ、あれは雄琴から客を迎えに来ているんだよ』
『客?』
『そう、客。雄琴に遊びにきたんだろ』
その時、わたしはホントに知らなかったのでこう言いました。
『遊ぶ? 何して?』
あの頃、ぼくは若かった~♪
でも、ホンノ数年前のお話。
今回の読書はこの本。
う~む、切ない・・切ないぞ。
やるせないと言った方がいいかも。
舞台は前述の雄琴
この本を一言で表わすなら
『清清しいまでの無常感』
人間って、男って、女ってなんだろ。
この本、何も事件は起こりません。
登場人物が誰か死ぬわけでもありません。
むしろ軽いサクセスストーリですらある。
しかし、読み終わった後の刹那感。
はー、人間ってなんだろう・・男と女ってなんだろうとため息がでます。
タイトルの『惜春』を辞書で調べてみました。
行く春を惜しむこと。また、過ぎ行く青春を惜しむこと。
素晴らしくピッタリのタイトルだって事に今気付きました。
このため息の感じ・・悪くないですよ!
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突然ですが皆さんは雄琴って知っていますか?
実はわたくし、知らなかったんですよ。
しかも、つい数年前まで。
数年前、所用で比叡山に行く用事がありまして、電車で行ったんです。
比叡山に登るための最寄の駅は比叡山坂本駅。
そこで下車してバスを待っていると、ぞくぞくと高級車が駅のロータリーに
入ってくるではないですか。
そして、駅から下りてきた殿方を乗せてどこかに行くんですよ。
その不思議な光景に驚いたわたしは同行者に尋ねました。
『あれはなんなんだろ?』
そしたら同行者が、
『あぁ、あれは雄琴から客を迎えに来ているんだよ』
『客?』
『そう、客。雄琴に遊びにきたんだろ』
その時、わたしはホントに知らなかったのでこう言いました。
『遊ぶ? 何して?』
あの頃、ぼくは若かった~♪
でも、ホンノ数年前のお話。
今回の読書はこの本。
う~む、切ない・・切ないぞ。
やるせないと言った方がいいかも。
舞台は前述の雄琴
この本を一言で表わすなら
『清清しいまでの無常感』
人間って、男って、女ってなんだろ。
この本、何も事件は起こりません。
登場人物が誰か死ぬわけでもありません。
むしろ軽いサクセスストーリですらある。
しかし、読み終わった後の刹那感。
はー、人間ってなんだろう・・男と女ってなんだろうとため息がでます。
タイトルの『惜春』を辞書で調べてみました。
行く春を惜しむこと。また、過ぎ行く青春を惜しむこと。
素晴らしくピッタリのタイトルだって事に今気付きました。
このため息の感じ・・悪くないですよ!
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