もうこんな歳(どんな歳?)

30代半ばで化学物質過敏症を自覚。以来、過敏症の症状はありつつも、病院には行かず、普通に生活できています。

大変な夜

2017-12-07 10:58:17 | 化学物質に過敏な事
それは、配偶者の「お風呂の洗面器と椅子、汚かったからきれいにしておいたよ」という一言から始まりました。


結婚してからうん十うん年、配偶者がそんな事をした事がありません。

お風呂の洗面器と椅子は確かに見た目汚いのです。

私が洗剤を使えないので。

最近は、数年前から痛くなっていた膝もずいぶん良くなり、アーゼロンでマメに洗って、乾燥しておくようにしていました。

すぐにはきれいにはなりませんが、徐々にきれいになるのを楽しみに頑張っていました。

乾燥しておいていたので、配偶者の目についたのでしょう。

いやいや、私の楽しみやったのに。。

と思いましたが、見ると、とてもきれいになっていました。

うちには洗剤類はほぼおいていませんので、何を使ったのか聞きました。

「何かわからんけど、もらったから。シートで洗剤じゃないで。泡もでないし、こすったらきれいになったよ」

との事でした。

ふぅんと思いながらも、浴室にはにおいもないし、私の手を汚さずにきれいになったので、まぁいいやと思いました。

じゃぁ、今年のお風呂の大掃除は配偶者に任そうかなとか思いながら、お風呂に入りました。

洗面器と椅子は見た目とても美しくなり、気分も良くなります。

しかし、湯船に浸かった所から事が起こりました。


唇のけいれん。

え???

おかしいおかしい。

そんなん、なった事ない。

配偶者に私の楽しみを取られたから、気分悪くしてる?

いやいや、そうじゃない感じ。

呼吸をゆっくりして、気持ちを落ち着かそうとしても、やはり唇がけいれんします。

すぐにお風呂を出たかったけど、温まりたかったので、湯船でしっかりと体を温めて、いつもより早くお風呂からでました。

で、配偶者に何を使ったのか、もう一度商品名を確かめました。

有名メーカーのお掃除シートでした。

何が使われているのか、聞きましたが配偶者もわかりません。

ネットで調べると、研磨剤と界面活性剤でした。

私が化学物質に弱いから、洗剤を使えないという事は知っているハズやのに、なんでそんな物を使ったのか?

配偶者への不信感とショックと、唇のけいれんとで、疲れて、すぐにお布団に入りました。

寝たら、明日の朝にはなおってるやろうと思って。

しかし寝れません。

私が化学物質に弱いという事は理解してくれていても、配慮はしてくれないんやと思うと、情けなくて涙が出ます。


そのうち、唇のけいれんに続き、体もけいれんし始めました。

そんなにはひどくはありませんが。

そのうちに、けいれんする度に変な声を発します。

わざとではないのですが、そうなります。

自分でも制御できず、気持ち悪いくらいです。

そのうちに、本当にしんどくなり、起きたり横になったり、寝返りをうったり、「しんどい・しんどい」と言葉に出してみたり。。


お布団に入って1時間くらい経つと、変な声は出なくなり呼吸が楽に出来るようになりました。

呼吸(ちゃんと)出来てなかったんか!

けいれんと一緒に声を発する事で、空気を取り込むか、空気を出すか、(両方かな?)していたようです。

それから1時間くらいたって、けいれんも徐々におさまっていき、知らない間に寝ていました。

それから以降は朝まで熟睡できました。

朝は、いつもと変わらない感じで起きる事が出来ました。


朝、配偶者には、家ではお掃除シートを使わないように、出来たら捨ててくれるようにお願いしました。

配偶者は、良い事をしてあげたと思っていたので、そんな大変な事になるとは思わなかったようで、反省してくれました。



私にとっても、配偶者にとっても大変な夜となりました。


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2 コメント

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自分でも…。 (けみかる。)
2017-12-09 13:57:05
こんにちは。
確かに大変な夜でしたね。
我が家は大学生の娘が二人います。
私が化粧品にひどく反応したことがあります。
娘は良かれと思って変えてくれた化粧品です。
もちろん、自分でもよく解っていなくて
おろおろするばかりでした。
今では家庭崩壊しています。
主人も私の事は重症の鬱病扱いです。
専門医で診断もらったのですが…。
私も諦めています。
配偶者さんは理解をしてくださっているのですね。羨ましいです。

自分でも努力しないといけないですね。

 
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あきらめないで! (kinbee)
2017-12-09 20:05:06
コメントありがとうございます。

最初は誰も理解してくれませんでした。

私自身も、自分は単なるぐうたらだと思っていたくらいです。

配偶者も子供も母親も、今は認めてはくれています。

衣食住、全てを見直さなくてはいけませんし、オシャレもなかなかできなかったりしますが、あきらめないで、改善できる所は改善し、家族にも理解してもらいましょう。
家族は大切に。
ご主人もきっと理解してくれるようになりますよ!

この辛い経験から、本当に良い物を見分ける力がつき、真に理解してくれる人がわかるようなります。


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