年末はあわただしく旅に出てしまったものだから、
年明け早々、仕事をする羽目に。
それでも長旅から帰ってきたばかりなので、
「元旦はゆっくりさせてもらおうじゃないか」となり、
翌日2日、3日と、二日続けて出社。
去年残した仕事、お休みの間に来たお申込みの対処。
どちらの日も看板犬たちも出社した。
コンスケ(おじいわん)初出勤である。
2日は夜から夫の実家でお寿司祭りだったので、
お昼ごろからとりかかり早々に切り上げた。
義父がそのまた父の代から寿司握りが趣味で、
この家では昔から折に触れて寿司パーティーをする。
こんな具合。
3日は妹一家と旅の間こんすけを見てくれていた母が、
「こんすけに会いたい」と、うちにやってきた。
おじいわん大人気。
オレコはこどもが苦手で、怖がる相手に強く出るので、
まったく怖がらない姪からは逃げまくり、
怖がってばかりいるその兄である甥には、
ここぞとばかり吠えかかるので実は人気がない。
おじいわんすごいね。
本人は何もしていないのに。
まるでそこだけ花が咲いたような。
オレコのいるリビングは夫とオレコだけ。
いつのまにかおじいわんの部屋は人でいっぱい。
おやつ前にお客は帰ったので、そこからまた会社へ。
看板犬ふたりも連れて行く。
その晩はちと遅くなった。
もどってみんなで夜散歩。
おじいわんは母にしっかり世話してもらって、ひどい衰弱から立ち直った感じ。
よたよた頼りない足もとが次第にしっかりし、できなかった階段の上り下りができるようになっていた。
よかったねえ。
外ならオレコもなんとか一緒に行動できるようになり、少し前進。
その夜遅く、母からメールで
「こんちゃんはどうしていますか?寒いから気を付けあげてね。オレコちゃんと仲良くすごせたらいいね。おやつ持っていってもらったのは喜んで食べてたよ。御世話たいへんと思うけど、同じ様に愛してあげてね。」
愛されてるなあ~。
今のところ食べること、散歩することにしか興味を示さないけど、そのうち、変わってくるかしら?
あなた、こんなにみんなに愛されてるんだものね~。
「少しずつ尻尾が上がってきてるね」とインスタのフォロワーの方たちにも褒めてもらえてるので、
そのうち、尻尾を振ってはくれないかしら?と、祈るような気持ち。
感情が表に出ないタイプなのだけど、それは老犬だからなのかしら。