犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

こんちゃん夏なのになぜ冬モフ毛?日照時間と温度が関係していた

2016年06月23日 | おせわがかり日誌


そっかーそういうことかー




こんちゃんの抜け毛は、2月中ごろから少しずつ始まり、
3月には本格化、ひつじ1頭分(大体ね)の抜け毛を産出、
春を迎え、さて夏毛が生えるのかな?と思っていたら、
次第になんだかもっふり、まさかの冬毛⇒冬毛コース。
小熊みたいでかわいかったけれど内心びくびくだった。




というのも、義実家の子(故犬ポメラニアン享年13歳)が、
若いころにサマーカットしたら毛がうまく生えなくなり、
いろんな病気を重ねてたけれど、クッシング症候群かも、
と言われて、最終的には、甲状腺機能低下症だったとか、
「なんだか毛がうまくいかない」という状態は、意外と、
病気が隠れていることが多いのでドキドキしていたのだ。




起きてから寝るまでの間が、一体何してるんだか本当に、
あっという間に過ぎるもんだから、何か調べるのは大抵、
すべてが終わってベットに入ってからスマホでなのだが、
調べてる最中に寝てしまうため、なかなか先に進まない。
悪い病気だったらどうしよう、困ったな、でも元気そう。
ちゃんと調べてもらったほうがいいのかしら、と、悶々。




検索キーワードが悪いのか、調べても全然たどり着けず、
アレルギーとか脱毛トラブルのコーナーに行ってしまう。
もやもやしていたら知り合いから「もしかしたらね」と、
ヒントを与えられ、キーワードを変えてググってみたら。

心あたりの数々


犬の毛のフシギ
ただ、近年の室内飼育されている犬たちでは、照明や冷暖房装置のために、
サイクルが乱れてしまい、一年中毛が少しずつ生え変わっている
ということが少なくありません。
 



【換毛期】 素晴しき和犬の調節システム 【温度管理】
【夏の温度管理】
犬が居る部屋で、冷房を涼しくなるほどに掛ければ、犬の身体に冬毛が生え始めることもあります。 
たとえ冬毛が生えなくても外気温との差が激しいと、犬は散歩に出た際にあっという間にバテてしまいます。 
そして空調温度は27度までに押えて、涼しい部屋にするのではなく、暑さを凌げる程度の温度管理を行います。
また、エアコンの吹き出し口はやや上向きか水平方向にします。
冷気は重たいので自然と床に降りてきますし、犬が冷風に時下に当たりに行ってしまうと、体調を崩すことがあります。
あとは扇風機も有効活用したり、家の中で涼しい避暑地があれば、夏季限定で犬のスペースを設けてあげるなどの措置も良いかと。

【冬の温度管理】
冬においてもそうです。 暖房をヌクヌクと掛けすぎると、冬毛が抜け始めることがあります。 
そして寒い外の散歩や、暖房を切ったあとの寒い部屋で、犬が一段と寒がる羽目になります。
冬の空調管理は、20度までに押さえて、温かい部屋にするのではなく、寒さを凌げる程度の温度管理をします。
また冬は乾燥しているので、加湿機を使って適正湿度(50%程)にすることでも体感温度は上がります。
それ以上に犬を温をめる際は、毛布などの敷物で調節するほうが健康的です。
これらの夏冬の温度管理は、人にも犬にも優しい最適環境と言えますし、四季の管理を意識することで、
特に日本犬は換毛期以外の抜け毛はほとんど見られないので手入れも楽チンであります♪
 





まさに!まさに!であります。(アンダーラインのところ特にな
病み上がりだったからというのもあるけど、冬はオイルヒーターつけっぱなし(乾燥はナシ)、
24時間あったかい部屋にいたわけで、それで早目に冬毛がもっさりどっさり抜けたんだねえ。
いやこれについては正直、『そーじゃないかなーもしかしたらー』とは思っていたんだけど。




でもなんで冬毛。
夏毛じゃなくて。
なぜにまた冬毛。

それにも、一つ心当たりがある。
こんちゃんの部屋は西日が強くて、夕方30分くらい、
ベランダから燃えるような西日が差し込み、ゲージの中に充満する。
まぶしくて暑くて仕方ない時間帯があって、暑いんだかまぶしいんだか、
こんちゃんはとにかくその光から逃れるために、何度も何度もくるくるまわり、
枕の上にのっかったり、ゲージのすみっこに逃げて、小さくなっている。
ゲージから出て別の場所にいればいいのに、と思ったりもするが、
リビングはオレコが入っちゃダメっていうんだろうし、
後ろ足が弱いのでベットには登れないし、逃げる場所がないんだろう。




休みの日に何度かそういう様子を見ていたので、
それがかわいそうだな、と思って、いつからかカーテンを半分閉めて、
ゲージの中に光が入らないようにしたんだった。

さらに、同じ部屋の、我が家で一番はやくに朝日が届く、
小さな2つの窓の木製ブラインドは常に閉めきり、温度と光りを遮っていた。
理由はふたつあって、冬は寒さを、夏は暑さを防ぐため、
もうひとつは、こんちゃんは目(白内障)が弱ってきているので、
刺激の強い光の中にいると疲れてしまうというか、
目がどんどん見えなくなってしまうらしいので、
蛍光灯ではなくて豆電球だったり、部屋ではなくて、
部屋から続くの廊下の電気(オレンジ色)をつけたりと、
目を守るための工夫をしていたからだった。



総括すると、日照時間(光り自体)も少ないし、冬暖かく、夏涼しい。
そんな室内で毎日、ほぼ20時間は寝ている(寝る子は育つわねー)わけで、
それは自律神経がおかしくなっても仕方ないわねー、ということなのだ。


今からできることは、
こん部屋のクーラー(24h稼動中27℃まろやかキープ)の、

①吹き出し口の「羽の回転」を「する」から「しない」へ切り替えること、
②吹き出し口の「向き」を「上」か「水平」にすること、
③2つの「小窓のブラインド」は「日中は開けておく」こと、

これで少しずつでもいいから冬毛が抜けて、過ごしやすくなってくれたら。




おまけに、というか、悪いことに、というか、今のこん毛はただの冬毛ではない。
うちに来てから試行錯誤で変遷して落ち着いたフードが、
多分、こんちゃんのこれまでの暮らしでは無縁のもので、
病気もちの老犬の体にとってやさしく、毛トラブルのアレルギーの子にもいい、
そういうものだったこともあって、モフ毛のモフ度(密度?)が違うというオプションつき。




これが何もかも裏目に出るっていうやつですかね。
そのせいで、余計に暑くなっていることもあるんだな。
しかし冬に夏毛が出たら困るし、今年は酷暑というからできれば本格的な夏が始まる前に、
夏毛に生え変わってもらいたいので、今から調整できるところはしていかないと。
熱中症にならないようにするのとの兼ね合いで、いろいろ難しいなー。

早速今日帰ったらやってみよう。