犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

おれこのしんぱいごと。

2012年06月28日 | おせわがかり日誌


おれこには心配ごとがある。





おさんぽでごあいさつするだけなのだが、

大好きな柴犬のわんこ(おじいさん)がいて、

その子が最近、いつもいるところにいないのだ。





日中、殆ど、玄関や庭先に出ていて、

日向ぼっこをしているのだが、どういうわけか、

ここ1週間、外に出ていない。





それだけなら、ただ単に、偶然あえなかっただけ、

で済まされる話なのだが、彼が使っていた外用のおうちまで、

お庭から消えているのだ。





とても大きなおうちだから、玄関もきっと広くて、

わんこハウスをいれておくことはできるかもしれない。

もしかしたら日陰の風通しのよいところに移したのかもしれないし。





蚊やノミダニの季節だから、おうちの中に移動したのかもしれないし・・・。

なんて、いい風に、いい風に、思ってみるのだが、その姿を散歩でも見かけなくなると、心配になる。

玄関先に置いてあった、リードや散歩グッズも見当たらないし。




おれこが一番好き(相手にされてないんだけど)な子なので、とても心配。

月の満ち欠けの関係で、身の回りで体の弱い子が、亡くなることが相次いでいるからだ。

つい先日見かけたときは、隣のおばあちゃんに、おやつもらってうれしそうにしていたのに。

とても元気そうだったのになあ・・・。

オレコは自分より小さいか、同じくらいの犬はわりと好きなんだけど、

ミグノンさんで先輩わんこの芝犬・北次郎君にとてもよくしてもらったからか、

柴犬は特に好きなタイプらしく、外で見かけると、くーんくーんとなきながら近寄る。

その中でも一番好きなのはおじいちゃん(別の名前があんだけど)なのだ。

おじいちゃんは朝夕、小学生たちの登下校を見るのが好きで、

小学生たちも名前を呼んだり、声をかけたりして、彼はとても人気ものなのだ。

家の中で元気にしているか、たとえ具合が悪いにしても、治る病気で入院中、とかだといいなあ。

そうだといいのになあ。

おれこは最近、そのことで、小さな胸を痛めているようなのである。

いつもいる、彼の場所、くーんくーん、と見つめて、とても悲しそうに泣くのだ。

散歩のときの「ふむふむ」も、とても念入り。

自分が納得するまで、絶対動かないんだから。

そもそも、こんな頑固じゃなかったのにな。

おじいちゃんのにおいを探しているのかも、と思うので、

こちらはついつい、言うとおりに、好きなだけ「ふむふむ」させちゃうんだけど。

今日の散歩で、おじいちゃんのお手紙、どこかにあるといいのにねえ。