犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

つめきりとワクチン。

2015年01月26日 | おせわがかり日誌


週末はほんとはふたりのワクチンに行こうと思っていたのだけど、

ひどい頭痛がするので、やめてしまった。

定期的に起こる頭痛で、鎮痛剤を飲めば楽になるが、薬はなるべく飲みたくない。

頭はガンガン、目と耳はジンジン、肩がガリゴリ、胃がむかむかする。

1日足らずで去っていく痛みなので、我慢して過ごした。




行かないと決めたら今度は犬たちの様子が気になる。

あれ?こないだ切ったばかりなのにもう爪が伸びてる。

なかなか気の合わないふたりだけど、どうしてかふたりとも、

爪切りが大嫌いで、共通点はたぶん、そこだけ。



まずオレコ。オレコは絶対に手(足)を握らせない作戦。

それでもダメならするりと腕からすり抜け、ぴょんぴょん逃げる。



毛がすべすべなので、結構逃げられる。




一方、おじいわん(こんすけ)は、抱きかかえられると、

動くたびにキコキコ音がなるおもちゃみたいに、手足をばたつかせる。


時間がかかるけど、これは必ず自分の手でやる。

あまり長いとかかりつけの先生が見かねてカットしてくれちゃうのだが、

一度オレコが先生に爪をカットしてもらったときに切りすぎて血が出てしまった。

それでなくても嫌いな病院なのに余計に嫌いになってしまい、今では、病院につくと、

「オレコは間に合っていますので」

とばかりに、ものすごい力でもって逃げようとする。

その二の舞をおじいわん(こんすけ)にもしないように。




おじいわんはオレコみたいに根に持つタイプではないかもしれないけど、

老犬特有の変な咳をたまにすることがあって、これが、重い心臓病だった夫の実家の犬と似ていて、ちょっと心配。

伸びるおへそ、咳、それからおしりの穴のまわりがちょっとふくらんでいるように見えるのだけど、これも心配。

夫の実家の犬は13歳でおととしの夏に亡くなった。ポメラニアンなのでちょっと早いように思う。

(その年の暮れに太郎ちゃんがやってきて、3代目の犬になった)



こんすけはびっくりするとき、まさに「飛び上がる」しぐさをする。

怖いときはガタガタ震える。厭なことからは必死で逃げる。

そういったことであんまりドキドキさせたくないんだよなあ~。

かかりつけの先生は、本当に犬が大好きだから、犬が自分(獣医だからだけど)のことを嫌うのが、

わかっていても、心のどこかで、もしかしたら認めたくない気持ちがあるのかなあ~。

かわいそうにねえ~。好きなのに。

先生、やや豪胆なところがあるので、大丈夫大丈夫と押し切られる弱気な犬も多い。

こんすけなんて押し切られるタイプだし、オレコはなんとかして逃げようとするタイプだ。



まあ、とどのつまりは、そろそろワクチンなのだ、8種混合の。

逃げても、震えても、ちっくんするのだ。