犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

犬旅 伊勢志摩松阪小豆島の旅 その5 小豆島へ念願の醤(ひしお)そばと再会

2017年03月31日 | 犬旅・おでかけ

松阪の二日目の夜は犬たちはグロッキーで正体不明のわわんわーん







あっという間に朝になって、朝ごは~ん



ちなみにお食事処はわんこと一緒でもオッケー
こげな場所が苦手なおれこんは、お部屋待機(要ゲージ)、社交性のあるたろうちゃんのみ参加
ほかの部屋のわんこたちにわくわく目移り、かわいくて、とても楽しい


ところで前夜、松阪牛すきやきナイトの食卓で、頼まれもしない鍋奉行を仕り、一部のオーディエンスから不評だった彼(フィンランド語ではappi)
そのappiだが、鍋奉行の傍ら『あの人はむかし見たことある』とお給仕の方にロックオン
『大阪の商社かどこかにいたはずだ』などと、本人も明らかにしていない過去を語りだす
ひとりで勝手に言ってるだけならいいのだけれども、お料理の説明を受けたり「いかがでしたか」「いや~美味しかった」などのコミュニケーションタイムの隙をついて詮索するから困りもの



確かにappiは昔、数年、関西に赴任していたことがある
しかし、似た人などこの世に五万といよう
40年近く前、特に親しかったわけでもない、名前も憶えてない仕事先の人だかなんだかが『この人だ!』って信じる根拠とゆるぎない自信は一体どこから来るのか
そしてそれを相手に認めさせたいという、意味不明の欲望

 「そうなんですよ、ああ、あなたでしたか!」

という展開からの『ほらね』という満足を夢見ているのかもしれない
なるほど、だとしてもだ、初対面の人の過去をあれこれと詮索するのはいかがなものか
関西のみならず、結構な失礼度合である(自分ゲスト相手ホストという力関係もあれだし)
年がら年中似たようなことがあるので私たちは「またかー」程度だが、ごめんなさいじゃよ、お給仕の方よ
appi、なにぶんトシなのですみません、すみません、とひたすら頭を下げる(心の中で)

・・・話がそれた



朝ごはんを食べたら荷造り、犬と荷物移動、会計を済ませ、一路、小豆島へ向かう



松阪わんわんパラダイスから、奈良方面へ向かう道へ
奇しくも、どうでしょうカブ軍団と途中まで同じ道のり

まずanoppiが引き、appi経由で悪質化した厭な風邪をもらったオット、大みそかまでの激務からのゼロ体力で、もちろんダウン、なので、運転はわたし
まごうことなきゴールデン&セーフティドライバーだが、山道は大の苦手ときてる(おまけに高所恐怖症)
なのに、日本でも有数の三重県の高見山ループ橋を渡れというミッション(正直しんどい)

「むりむりむりむり!」



泣き叫びながら最遅スローでなんとかループ橋をわたり、山あり谷あり峠を越えて、奈良の道の駅でたこやきを食らったり、おみやげを買ったりしつつ、岡山に向かう
途中、生まれ育った地のすぐ近くを走り抜け、懐かしくてつい誰かと喋りたいと思ったのだが、車内は人も犬もみんなぐっすり寝落ち、ひたすら走る



神戸あたりで「もうちょっと頑張ればひとつ前の船に乗れる」と判断、意識を取り戻したF腕(ワン)ドライバー(オットです)に運転を変わってもらう



難なく岡山に入り、明るいうちに船に乗り込む
犬たちは車内、力尽きたF腕(ワン)ドライバー(オットです)とともにねんね
1時間程度の船旅で、ついたころには暮れなずんでいた



あいにくの小雨、ちょこっと海遊びをしたら、待ってましたのHISHIOそば


毎週でも食べたいくらいおいしいけど年に一度しか来れないのがつらいところ
ごっつあんです

いつもどおりの土庄のイオンでお楽しみお買い物タイム
あっち(関東)では絶対手に入らない小豆島素麺『島の光』のひねものを買ったり、日本酒を見たり

  ※ひねものについて・・・その1その2

ついたら近くの天然温泉施設でお風呂、戻ってきて、犬にごはんを食べさせて、いいだけ人もくたびれて、ゆっくりおやすみなさ~い
翌日も雨らしい、どうしようかなあ、と考えながら、いつのまにか眠りに落ちていた


(性懲りもなく続く)