今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

結城紬着こなし提案ショー&実演講演会 その2 

2011年12月06日 20時37分08秒 | きもの

今日もさむい・・・。
しかも雨。
冷たい雨の夜って縄のれんでも
くぐらなきゃ、バランスがとれない気がする!

さて結城紬のショーのつづき。
ただしこれはまだワタシの写真のつづき。
あしからず。



着つけの達人たちが勢ぞろいなので
楽屋では誰も何も云わなくても、
どんどん脱がされ、着つけ直されていくという
ドラマが展開していくのだった。



勉強させていただきました。



リハーサルもしたんだぞー。



キュートな島立さんと法事モードの山岸さん。


お次は一週間後の結城にて。
今度はカルチャー講座。

11月12日(土)
結城市民情報センター3Fにて
「一枚のきもので、様々なシーンに・・・
    中谷流コーディネート術」





2回講演だったのだけど、
たくさんのお客さまに来ていただき感謝一杯!

今回の講演は、「実演」型講演。
どういうものだったかというと、
地元の三十代と七十代の結城紬を着た二人の女性の帯を、
即興で次々と取り換えていくという内容。

帯を代えるだけでこんなに違うという実感&感動を
目に見える形で、お届けした。

うれしいのは、その取り換えていく帯、帯揚、帯〆
すべて!比佐子さんの私物だという点。
きゃあきゃあな帯がずらーと並ぶのだ。
はっきり云って、ワタシたちだって、
これほどまとめて見ることはないもんね!





こんな感じで、比佐子さんが話している間に、
脇で姐さんとワタシが着つけていくのだ。
一人につき、3本ずつくらい締めていったかな。
汗だくだくだったけど、面白かったし、
これは企画としてもすごく面白かったなと思う。

不思議なもので、舞台の上にいると、
客席を見ていなくても感じるもので、
お客さまの喰いつき方がすばらしかったので。

帯の数々にも注目だし、着替え終わって印象が
変わった瞬間も歓声だし、
あと!ワタシたちの着つけプロセスも、
やはりそこは興味深いのか、大注目だったし!
これはまたぜひ、やりたいと思う。



地元のモデルさんと比佐子さん、姐さん。
みーんな本場結城紬を着てる(笑)



これは会が終わってから、
結城紬の作り問屋「奥順」の応接間で。
日本家屋の素敵なお部屋なのだ。


東京に着いたら、その足で銀座「松屋」へゴー。
草木染の大家、山崎桃麿先生の個展をみに。

着いたのが閉店に近い時間だったので、
桃麿先生には会えないかもと思っていたら、
乗ろうとしていたエレベーターの中から
桃麿先生が!
見事な遭遇。

何も云うまい。
ほんものの草木染。
皇后陛下も桃麿先生の個展には
そっといらっしゃるのだ。





ここにあるすべてが天然の草木の色なのだ。
もうここにいるだけで、きもちいいの。
ほんとに。



最後は、長女のきよ子さんと三人で。
後ろに飾ってあるのは、
最新の桃麿先生ご自身が織った訪問着。
優しい。美しい。

そして長い一日だった!


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