今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

ひとり、ひとり

2011年03月13日 10時07分13秒 | その他
きのうは何も手につかず。
ニュースを見ていると泪がにじむ。

再び夜になって被災地の方々の心中を思うと気が沈む。
安否のわからない家族、友だち、恋人のことを思ったり、
恐かったり、思い出したり、
つらくてつらくて正気でなどいられないと思う。
心が暴れ出すのは夜だ。
心が泣きだすのも夜である。

本当に大変なのはこれからだろう。
生き残った人たちのこれから。
がむしゃらにがんばりながらも、色々なショックから
立ち直っていかなくてはならない。

長い長い時間。


助け合い、思いやる。
空いた穴に届くのは人のあたたかさだ。

鶴の恩返しじゃないけれど、
そのありがたさを知っている人は注ぐこと。
日常でも。
今回それを感じた人も多いと思う。

お金のある人は出し、
ものをもっている人は分け、
出掛けられる人は現地へ向かう。
節電も。


みんなそれぞれ。
生きてきた道もそれぞれ。住んでいる場所も。
だから受け止め方にも差があるのは仕方がない。

でもみんながそれぞれのなかで
誠実な想像力をもって、
お互いを思いやり、助け合うこと、
そうしようとすること。日々。
身近なまわりの人たちにも。

地味なことでも、本当に人の良心には
ものすごい力があるのだから。
ほんとうに人生はもちつもたれつなのだから。


感動ごっこをしたいわけじゃない。
それでも冷静にバランスをとって、
あたたかい心をもつこと。
感じること。
人情はとても届く。

http://prayforjapan.jp/tweet.html

終日キレずにがんばっていた駅員さんたち、
お互いを励ましあう見知らぬ人たち、
確実に必要な物資を奉仕する企業、
日本人のすばらしいところはなくなったわけじゃない。

今も被曝の危険を冒して作業している方たち、
ご無事をただお祈りします。