4万6千日さま、お暑い盛りでございます。
とくれば、ああ「船徳」がききたい!
って落語です。
ちなみに「4万6千日」というのは
観音様のご縁日である毎月18日とは別に、
功徳日というものがあるのだけど、
とくに浅草寺では7月10日の功徳日に参拝すれば、
4万6千日分のご利益を得られるというところから
この日を「4万6千日」と呼ぶのだそうな。
年になおせば126年分。
1回行けば、今生ぶんは余裕でまかなえちゃう。
しかし、夏越の大祓いといい、4万6千日といい、
こういう風習は裏を返せば、
人は生きていると、たくさんの罪を重ね、
そして重ねているという自覚があるということ。
とはいえ、人は罪を背負ったまま生きるほど
強くはないし、暗くもない。
だからとりあえず、チャラにして、軽くなってさ、
またがんばろう!と切り替えの儀式を
やるんじゃないかな。
だって、生きていれば、明日は来るんだもの。
名物の「ほおずき市」も
9日から10日にかけて行われる。
で、ワタシはワタシでこの時期ゆえに
ほおづきの帯をしめるのであった。
おやつはまた例の
おいしい岐阜のアイス最中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/cc/b3423866497644c89a288f1959d0dd41.jpg)
ワタシはコーヒー味が一番すきだった。
すみません、邪道です。
午後は比佐子さん、顔料を取り出して
なにやら描いていると思ったら、
夏のおきものがほしいというお客さまのために、
デザイン画を描いているのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/fa/ba28327733e88f3d1f8a0389f6309c54.jpg)
帯は決まっているので、当然帯と合うもの、
そして他にはご予算とご本人の好み、
こちらからみたお客様の雰囲気、
比佐子さんのセンス・・・と色々な要素を
ミックスさせて何枚かのデザイン画ができあがる。
で、できたそれを今度はお客さまにお見せして
そこでまたイメージがふくらんだり、修正したり、
付け加えたりとやり取りしていき、
こうして1枚のオンリーワンのきものを
つくっていくのだ。
きものは作っていくプロセスも
かなりというか、相当楽しい。
このプロセスの楽しさも当たり前のように
体験してもらう、というのが秋櫻舎かもしれん。
大体プロセスに加われば、それを着るときの
親密感も全然違ってくる。
「あの人はきものが体になじんでるね~」
なんてよく褒め言葉できくけれど、
なじむのは、何もきものを着てきた年数だけではなくて、
愛着度みたいなものも大きいと思う。
だって愛着があれば、距離が近づくもん。
近づけば、親密になる。
ついでに云えば、
これって人でも同じじゃなかろうか。
さいごに1枚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8b/58f315ca411da438f4c8563ff4b23d9c.jpg)
夕方、比佐子さんがホースで水遣りをして
うれしそーな緑になった植物たち。
コスモスももはや咲いてしまっています。
とくれば、ああ「船徳」がききたい!
って落語です。
ちなみに「4万6千日」というのは
観音様のご縁日である毎月18日とは別に、
功徳日というものがあるのだけど、
とくに浅草寺では7月10日の功徳日に参拝すれば、
4万6千日分のご利益を得られるというところから
この日を「4万6千日」と呼ぶのだそうな。
年になおせば126年分。
1回行けば、今生ぶんは余裕でまかなえちゃう。
しかし、夏越の大祓いといい、4万6千日といい、
こういう風習は裏を返せば、
人は生きていると、たくさんの罪を重ね、
そして重ねているという自覚があるということ。
とはいえ、人は罪を背負ったまま生きるほど
強くはないし、暗くもない。
だからとりあえず、チャラにして、軽くなってさ、
またがんばろう!と切り替えの儀式を
やるんじゃないかな。
だって、生きていれば、明日は来るんだもの。
名物の「ほおずき市」も
9日から10日にかけて行われる。
で、ワタシはワタシでこの時期ゆえに
ほおづきの帯をしめるのであった。
おやつはまた例の
おいしい岐阜のアイス最中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/cc/b3423866497644c89a288f1959d0dd41.jpg)
ワタシはコーヒー味が一番すきだった。
すみません、邪道です。
午後は比佐子さん、顔料を取り出して
なにやら描いていると思ったら、
夏のおきものがほしいというお客さまのために、
デザイン画を描いているのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/fa/ba28327733e88f3d1f8a0389f6309c54.jpg)
帯は決まっているので、当然帯と合うもの、
そして他にはご予算とご本人の好み、
こちらからみたお客様の雰囲気、
比佐子さんのセンス・・・と色々な要素を
ミックスさせて何枚かのデザイン画ができあがる。
で、できたそれを今度はお客さまにお見せして
そこでまたイメージがふくらんだり、修正したり、
付け加えたりとやり取りしていき、
こうして1枚のオンリーワンのきものを
つくっていくのだ。
きものは作っていくプロセスも
かなりというか、相当楽しい。
このプロセスの楽しさも当たり前のように
体験してもらう、というのが秋櫻舎かもしれん。
大体プロセスに加われば、それを着るときの
親密感も全然違ってくる。
「あの人はきものが体になじんでるね~」
なんてよく褒め言葉できくけれど、
なじむのは、何もきものを着てきた年数だけではなくて、
愛着度みたいなものも大きいと思う。
だって愛着があれば、距離が近づくもん。
近づけば、親密になる。
ついでに云えば、
これって人でも同じじゃなかろうか。
さいごに1枚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8b/58f315ca411da438f4c8563ff4b23d9c.jpg)
夕方、比佐子さんがホースで水遣りをして
うれしそーな緑になった植物たち。
コスモスももはや咲いてしまっています。