花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

勝って負けるは愚策 負けて勝つは妙策

2016年11月08日 19時15分33秒 | あさひの六法全書

こんにちは。これから夜間相談が入ってしまいましたので,昨日の記事の続きを書くことが出来なくなってしまいました。明日以降に書かせて頂きます。ここ最近,後のことを検討しなかったが為に,訴訟や争いをしても何ら得るものがないと話される人が最近,とても多いようです。その為に,何のために裁判までしたか解らないと担当弁護士とトラブルになるケースも増えて来ているように思います。今日の夜間相談もその内の1人です。完全に弁護士の初動対応のミスと依頼者への説明不足から生じた内容です。無理な紛争や過度の訴訟行為は,依頼者や相談者にとって何ら利益をもたらすものではありません。精神的負担は増すばかりです。

そのことは,これまでもブログで書かせて頂いたとおりです。どうしても紛争や訴訟をする場合には,十分事前に調査するなり,シミュレーションを繰り返すなりしてみて下さい。弁護士などに多額の着手金を支払い,勝てることばかりに気を使い,実際に裁判所で自分の主張が認められても現実的な問題は解決できていません。金銭的な事案で最も多いものが,債権の未収です。つまり,裁判所で相手方に支払の命令が出されても債務者が履行しない未履行がとても多いのです。債務名義と云う債権者としての地位を獲得できても実際に金銭を受領できるかどうかは裁判所や弁護士の仕事ではなく,相手方の支払いがあってこそ成り立つものです。

そのことを十分,理解された上で決断されることをお進め致します。紛争や訴訟上の決定が帰属する主体性を意識的に以て下さい。勝っても負けても事実を受け止めるのは自分自身です。例え話としては,大変不適格であると思いますが,想像してみて下さい。たとえば,相手からイジメや損害を被った場合や相手に暴力を振るわれた場合,その損害を賠償させてり,暴力を振るった相手に慰謝料を請求することは事実の立証が出来れば難しいことではありません。しかしながら,相手から損害を被ったと云う心の傷や暴力を振るわれた身体の怪我の痛みは消えましたかと云うことです。責任を相手に負わせることは法的手段で可能です。ですが,自分が受けた諸々の傷は自分が受け取り,自分自身で消さない限りずっと残ってしまいます。そのことをよく考えながら判断されると良いと思います。特に女性の方でDV以外の理由で離婚をしようとされている方は十分に後のことを考えて見て下さい。


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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて 相互扶助立国を目指して。                                                                感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                            仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                          ブログ開設149日目 記事数第158記 あさひの六法全書 編


消すな善意の燈火と日本の餓死者への鎮魂

2016年08月03日 04時44分49秒 | あさひの六法全書

こんにちは。都知事選に続き,安倍政権では次々と閣僚が決まり出していますね。その中でも私個人が注目していた人に,前政調会長の稲田朋美さんがいました。安倍総理も大胆と云うか何というか,この稲田さんを防衛大臣にされたようです。これは民進党をはじめとする野党に対する宣戦布告となることは間違いないことではないでしょうか。稲田朋美さんは弁護士出身ですから理屈を使うことには慣れていると思いますし,憲法や法律に対する考え方は他の大臣とは違うと思います。いずれにしても防衛大臣となったのですから自分の命を投げ出す覚悟で務め上げて頂きたい。信仰心の強い方ですから大丈夫だとは思いますが,心配している点が一つあります。それは,文民統制「シビリアンコントロール」を思考の前提としないこと。また出来ると勘違いしないことです。

さて,今日も昨日に続き,予定していた記事「僧侶の世俗化が仏法を滅ぼす3」を変更して,どうしてもお伝えしておきたいことを書かせて頂こうと思います。その書かせて頂きたい内容とは餓死についてです。餓死と聞くと日本では信じされない,外国の貧しい国の話ではないかと思われる方も多いと思いますが,それはとんでもない話で,この日本においても毎年,1000人以上の人が餓えによる餓死で亡くなっているのです。信じられないことかと思いますが事実です。このブログを読んだ戴いている方で,近所に障がいをお持ちの方がいらしたら気にかけてあげて頂きたいのです。この日本で餓死者が1000人を突破してしまいました。

それは何故かと申しますと,近年の傾向を観ると餓死してしまう方にはある共通点があるようです。それは①身体的に不自由である事。②兄弟姉妹で暮らしていること。③兄弟姉妹の内,どちらかが軽度な障害を患っていること。④年齢が30代から40代であること。⑤生活保護などの申請を役所の水際作戦で申請却下処分になった人など。もちろん,年間1000人以上の統計からすると極めて限定的な少ない人数になりますが,そんな理屈はどうでもよく,私が思うに,この条件が当て嵌まる人は,最も他人から気が付かれないのではないかと考えているのです。本当に弱っている人,弱り切っている人は声すら出ません。そのために役所の部署や社会福祉協議会などの機関があるのですがあまり期待に応えられていないようです。相談に来られないとと云う前提があるのです。

しかしながら,役所に生活保護の申請に来ても水際作戦で追い返していては何の対応にもなっていません。生活保護と云う制度の要件に見合っているかいないかを役所の窓口に立っている人の裁量に任せると地域の自治体で受給できる人と受給できない人が出てきてしまいます。つまり,均等が保てなくなるのです。その実例が上記の人達であったように思えます。生活保護については色々な議論があって,考え方にも違いがありますが少なくてもこれまで餓死で亡くなった人たちは食べ物さえあれば死なずに済んだことは事実です。そして,何よりも悔しいのは,誰にも気が付かれずにある程度の日数が経過してから発見されるのです。

これは本当に悔しいし,悲しいことです。誰一人として,この国で餓死者を出すことはあってはなりません。もの凄く多い人数を抱えている役所なのですから,生活保護の申請を却下処分にした人を「生活困窮者」として定期的な訪問などはせめて出来ることではないかと考えます。むしろ積極的に訪問するべきであります。幼児の虐待も同様ではないでしょうか。

このブログでも何度も繰り返し書かせて頂いておりますが,この国は五穀豊穣を祈り,天皇陛下が日々,国民ひとり一人が平穏で豊かに暮らせるようにと神様へ祈る国であります。それがこの日本と云う世界に類のない国なのであります。これは今に始まったことではなく,太古の昔から我々の祖先が脈々と続けてきた伝統です。相互扶助を世界で最も早く取り入れて,世界のどこよりも民主主義な国でもあります。そのことは神道の大祓詞にも「神集えに集ひて 神議りに議りて」と云う言葉で記載されています。つまり,神様の時代(神代)から何度も何度も神様が集まって,何度も何度も神々で話し合いを行い豊葦原瑞穂国を安国とし,国民を纏めて行くのかを言葉に変換したものです。現代では,天皇陛下がおおみたからにいたるまで かしこみ かしこみ もうす祈られております。このおおみたからと云うのは,私たちひとり一人の国民のことです。自国の国民をおおみたからと呼ぶのは日本だけです。

関連する記事はこちらです。「伊勢神宮と出雲大社 国津神と天津神」「伊勢神宮1300年続く 永遠なる祈り」他にもありますのでブログ左帯の検索ツールに気になる言葉を入力して見て下さい。例えば「五穀豊穣」で検索すると関連する記事が出てきます。

花咲 あさひ 拝


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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて                                                                感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                            仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                             ブログ開設52日目 記事数第60記 あさひの六法全書 編


戦争に行かない政治家と送出される兵士たち。

2016年07月08日 03時33分51秒 | あさひの六法全書

先の戦争によって,激しい戦場で,私たち子孫代々の繁栄と安全で平和な国を守るために,その尊い命を失われた全ての御霊が天界にて安らかに居られることを心より御祈り致します。

大 々 合 掌 

南無観世音菩薩 南無観世音菩薩                                                                    花咲 あさひ


今回の選挙戦(参議院選挙)は,弁論戦ではかなり与党は苦戦しているようですね。選挙結果は蓋を開けてみないと分からないとよく言われますから7月10日までは分かりません。与党には組織票がありますし,戦後積み上げてきた利権もあるでしょう。しかしながら,選挙は当選日になってみないと分かりませんが,与党がパンドラの箱を開けたのは間違いないようです。私は正直,自民党を応援しておりましたが,以下の手法がもの凄く悪いというより,なんでそんなこと?と言えるくらい問題です。                                                                        その問題とは「解釈改憲」です。すべてここから始まった気がします。総理には指南役がいないのか?と思えるほどです。

おそらく今の総理に必要なのは法や法律を自由に操れるだけの頭脳を持った「本物の法律家」です。つまり,理屈と云うロジックを自由自在に操れるだけの本物の法律家がどうしても必要です。この理屈を使いこなせないと最後には精神論だけで押し切ろうとします。ただ東京大学法学部を出て,司法試験1発で合格しましたなんて威張っている低いレベルではなく,起案能力がズバ抜けていて,バランス感覚に優れていて,リスクマネジメントができる本物の法律家です。国はもっと人材発掘に積極的になるべきです。

法律は使うものです。使われた時点で,身動きが出来なくなるのです。そういう風に,法律と云う理屈は出来上がっています。                                                                          理論が破綻した理屈ほど惨めなものはありません。起きた事象に,法律を当てはめ,結論を導く。個別の事件に個別の法律(判例や慣行など含む)を適用し,結論を出す。これ事実認定の基礎基本です。例えば「雨が降ったら傘をさす」「今日は雨が降っている」「だから今日は傘をさす」大前提に小前提をあてはめて結論付ける。この例えは法律家が使う法的三段論法の例え話です。

また,経営者が使うロジックに「何のためにするのか」「誰がなにをするのか」「そのことで何がどうなるのか」と云う目的・役割・結論の順で稟議書や取引先との交渉術に活用したりします。御仕事をされている方であれば,どなたでも日々,活用していることですね。つまり,両方とも相手を説得するために使うものです。話がそれてしまいましたので戻します。

今回の与党の戦略上のミスは出来なかったことではないでしょうか。たぶん,与党の皆さんもこんなに国民が敏感に反応するとは思っていなかった様に見えます。悪く言えば,調査不足。日本の国民が憲法なんて知っている訳がない」「まして憲法の内容なんて,理解できるわけがないと云う政治家や官僚の声が聞こえて来そうです。だが,状況は全く違った。完全に読み違いをした。日本人でありながら日本人の特質を理解していない。日本人は一見,纏まりがないように見えますが,何か事があると一丸となって困難に立ち向かって行く民族であると思います。誰かに指示される訳でもなく,自ら行動に移す民族であると思います。しかも命懸けで。

以前,真言宗のお寺の住職さんと日本人の特質を議論した時がありました。その住職さんも日本人は海外で不思議な民族であると本気で思われているとおっしゃっていました。その住職さんの経歴は,少し変わっていて,国内の某大学を卒業しアメリカの大学院へ留学,その後,アメリカの某大学で教授をされたいた元大学教授でしたので,少なくてもアメリカから観察した日本のことは良く理解できています。それはともかく,総理が集団的自衛権行使容認云々において,法のもっとも根幹である適正手続き(デュープロセス・オブローとも言われています)を無視し解釈改憲に踏み切ったことは革命だと思います。それほどこの法の適正手続きと云う考えは絶対で,全ての法律の大前提になるものです。それを外し推薦又は黙認した,与党の法律家及び政治家の責任は重大だと思います。

結果,その自民党のミスに社会保障の問題やアベノミクスの問題,保育士の給与の問題を付け加えられた格好になりました。                                                                    もちろん攻める野党にとっては好都合です。世論を味方につけれる絶好のチャンスでもあったのです。

日本人は,とても勤勉ですので,憲法の本質ぐらいは直ぐに見抜きます。                                           総理のブレーンに「万が一,国民が法の適正手続きに反しませんか?と言われたら何と答弁するのですか?」と直言するくらいのブレーンが存在しないのか。私個人的には,国民へ日本を取り巻く世界情勢,中でもアジア諸国における脅威を十分説明した上に,正々堂々と憲法の要請に応えて国民投票を行えば,実現できていたように思います。あとのまつりですが。

特定秘密保護法含めて,重要法案を次々と成立させ,国民総背番号制(マイナンバー)で,何か違うと,国民は感じる日が来ると思います。私たちのような若い世代の人たちには実感はないとしても,過去の歴史に学ぶ姿勢があれば,戦時下に大本営発表と云うものを既に,私たちの祖父や祖母は体験しています。帝国は勝っている。帝国が負けるはずがないと繰り返し,繰り返し電波され最後まで,そう信じて国民が一丸となって戦った日があったことを。そうしてあれだけの犠牲者を出したのです。

これから,この国は,しばらく国論を二分することになるだろうと思います。若い人達は,くれぐれも巻き込まれないようにして下さい。今すべき事を精一杯努力する。面白がって,若者をターゲットにしてくる報道もされて行くだろうし,ネーミングも付けられて行きます。その時,チヤホヤされて,出汁に使われない様にして下さい。 

総理は,国民へ十分説明した上で,国民の生命と財産を守るのが我々,政治家の責任である我々政治家は,戦争へは行かない。だからこそ,法の適正手続きを以て,国民を他国の脅威から守るために,憲法を改正する必要がある。万が一にも,国民が「憲法改正必要なし」と言う選択をした場合,我が国は,米国との信頼関係を著しく損ね,他国の脅威に脅かされて行くことになるのです。                                                             憲法を改正するには,厳正な手続きが求められています。我々,政府は,この憲法を擁護し,尊重する義務を負っています。その課せられた義務に基づき,憲法改正を国民とともに議論させるそう話せば,良かったのに。

自民党の結党以来の党是を達成させるために憲法改正の議論をするのではありません。国民の生命と財産を守るために憲法を改正するか否かの議論をするのです。きっと,私たち若い世代もこの方が,分かり易かったと思います。

戦後,71年も日本は平和な日々を送ることが出来ました。感謝。


 

毎日,クリック応援ありがとう御座います。

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を勇気を以て再び伝え広めて行きたいです。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲あさひ 拝