中国ビジネスブログ「漢和塾の窓」

中国語や中国ビジネスに関連するテーマを、漢和塾の小川がつらつらと書き綴る・・・

18年ぶり?東北新幹線で宇都宮へ

2011-06-26 12:13:03 | 国際
リクルートと言う会社にいた頃に、安比高原に行ったのが最後でしょうか?久々に東北新幹線に乗りました。今や、震災、原発と東北の話題は増えましたが、「北」と言う文字は、一見マイナスなイメージを醸し出します。が、同時に「北」と言う文字は人間の強さも醸し出すように思えます。もちろん、今回は関東は栃木・宇都宮ですが。

中国では、一般論として、北の人は、屈強な体と強い精神力を持ち、悪く言えば好戦的で野心的。南の人は相対的に土地や食糧に恵まれていて、戦争においては、歴史小説にあるように防戦一方、ゆえに策士も輩出します。世界地図を眺めたら、日本の北と南なんて、中国の比ではないのですが、それでも、国民性、県民性の違いは大きいわけで、中国人とは・・・と一括りに異文化論を語る学者さんが詐欺師にしか思えない今日この頃です。

残念ながら、日本には、マスコミ洗脳の成果か、中国に対するマイナスイメージを上げればエンドレスな方が多く育ちました。これは、いっぱしの社会人でも同じで、一度も見たことのない人に限って、詳しすぎるくらいに中国の批判ができてしまいます。確かに中国は4,000年、いや5,000年の歴史を通じて、ずっと戦乱の繰り返しでした。が、それはたかが建国200年強のアメリカがひたすら戦争をしているのと同じで、世界平和は、誰がどう唱えても、人間が動物であり、欲望がある限り実現することはありません。

昨今の、読売洗脳新聞に、中国の脅威がひたすら強調されていますが、国連の常任理事国で、平和を掲げている国が一つでもあるでしょうか?ましてや、中国政府の方針としては、他国に攻め入るなどと言うよりも、まずはあの広大かつ混沌とした国を治めることのほうが至難の業で、よその国を相手にしている場合ではありません。さらに言えば、領土などよりも、華僑と言うソフトのほうが、世界中にネットワークを張り巡らせているわけですから、何も大砲や原爆を武器に各国を脅すこともないわけです。

ブラジルから中国に異動された赴任者の方の話ですが、ブラジルではなかなか英語が通じないそうで、私の専攻でもあるポルトガル語を駆使されたようですが、意外に通じるのが中国語とのこと。なぜなら、ブラジルに限らず、チリ、アルゼンチン、南アフリカ、世界のいたる所で、ビジネス・商売のキーマンは「華僑」が握っていることが多いからだそうです。S.H.E.の曲で、「中国話」と言うのがありますが、世界中の人が中国語を話し聞く時代・・・的なメッセージです。世界情勢を見る限り、あながち歌の世界だけではなさそうです。

世界は、ユダヤ人と中華人のせめぎ合い、そんなことを今日クライアント先で言ってしまいましたが、実際、そんな状況だと私は思います。本来は、このブログ、それなりに分析や意見をまともに整理しようと努めてはいますが、たまに今日のように、缶ビールを片手に思いのままを殴り書き(打ち)してしまう夜もあります。

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