《ビトロス8世の日記6-こたつ日記「王子の従者」-》
はじめましてこたつです。
相方はらいぞうといいます。あわせてよろしくお願いします。
(らいぞうがよろしくといいました)
私は風系で、らいぞうは雷系の自然霊です。
ふたりは幼い頃に地球の最高自然霊の子息である王子の従者
を命じられました。以来長い長い時を経ました。
王子は地上に降りる神の受け皿として肉体を提供し
昼夜お守りする重要な任務をこなしていらっしゃいます。
今回は非常に珍しいことに地上でサポートにあたる神の都合があわず
犬族からピンチヒッターを乞うことになりました。
これは明らかにミスです。が、王子は久しぶりに神の監視から開放され
活き活きされており、従者一同喜んでいます。
さらなるうえは、ビトロス氏にもう少しお酒に強くなってもらい
夜の宴会が盛り上がればなと希望します。
王子は私やらいぞうの芸は見飽きており、新メンバーを求めていた
ところでした。新芸の開発に協力してもらわないと。
おしまいに、私たちとつきあううえでビトロス氏に知っておいてもら
わねばならないことがあります。
その昔、王子は地球の異常気象の原因がマントルの動きにあると発見し、
具合の悪い所を直そうとされました。その時に予想を上回る反応
がおきてしまい、最期には地球の地軸が回転してしまいました。
私たちはマントルのなかでもみくちゃとなりもうだめだと思いました。
運良く助かったのですが、地上はそれを上回る大変な
天災に見舞われ甚大な被害をこうむりました。
この事件のあと最高自然霊は罰として私たちの「ちから」を制限する
処置をしました。制限をはずす必要がおきた時は直接お願いしな
ければなりません。このことは明日ビトロス氏に伝えておきます。
地軸回転の事はいまでも時々話題にでます。
(初稿 2007-02-25 02:46:02)
はじめましてこたつです。
相方はらいぞうといいます。あわせてよろしくお願いします。
(らいぞうがよろしくといいました)
私は風系で、らいぞうは雷系の自然霊です。
ふたりは幼い頃に地球の最高自然霊の子息である王子の従者
を命じられました。以来長い長い時を経ました。
王子は地上に降りる神の受け皿として肉体を提供し
昼夜お守りする重要な任務をこなしていらっしゃいます。
今回は非常に珍しいことに地上でサポートにあたる神の都合があわず
犬族からピンチヒッターを乞うことになりました。
これは明らかにミスです。が、王子は久しぶりに神の監視から開放され
活き活きされており、従者一同喜んでいます。
さらなるうえは、ビトロス氏にもう少しお酒に強くなってもらい
夜の宴会が盛り上がればなと希望します。
王子は私やらいぞうの芸は見飽きており、新メンバーを求めていた
ところでした。新芸の開発に協力してもらわないと。
おしまいに、私たちとつきあううえでビトロス氏に知っておいてもら
わねばならないことがあります。
その昔、王子は地球の異常気象の原因がマントルの動きにあると発見し、
具合の悪い所を直そうとされました。その時に予想を上回る反応
がおきてしまい、最期には地球の地軸が回転してしまいました。
私たちはマントルのなかでもみくちゃとなりもうだめだと思いました。
運良く助かったのですが、地上はそれを上回る大変な
天災に見舞われ甚大な被害をこうむりました。
この事件のあと最高自然霊は罰として私たちの「ちから」を制限する
処置をしました。制限をはずす必要がおきた時は直接お願いしな
ければなりません。このことは明日ビトロス氏に伝えておきます。
地軸回転の事はいまでも時々話題にでます。
(初稿 2007-02-25 02:46:02)