国民は騙されている 小沢強制起訴の虚構 ①どこを探しても出てこない虚偽記載の事実

2011-01-20 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
東京第5検察審の議決書では、この10月時点を『陸山会が土地を取得した』とみているのですが、それが違うのです。大きな認識不足なのです。あくまで小沢氏個人が『権利者』になったにすぎず、まだ陸山会のものになっていない。登記簿の記載通り、実際の所有権移転は翌年の1月7日に行われ、ここで所有権が小沢氏に移り、そこで小沢氏と陸山会の間で“使用権に関する確認書”が交わされた。かなり複雑ですが、ここで初めて問題の土地は陸山会の資産となったわけです。そのため、陸山会の政治資金報告書に資産計上されたのが05年となったのは何も問題がない。虚偽記載でなく、正しい記載なのです。むしろ、まだ陸山会の資産になっていない04年の報告書に記載した場合の方が違法なのです . . . 本文を読む

強制起訴というマスコミ用語の罪

2011-01-20 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
検察が不起訴にせざるを得なかった小沢氏が、裁判で無罪を勝ち取る公算はきわめて高い。元秘書たちも、検察による事件のでっち上げを主張するだろう。菅首相は小沢氏の強制起訴と出処進退を結びつける発言を繰り返している。与謝野馨氏に助っ人を頼んで霞ヶ関を味方につけた菅首相が、官僚の恐れる小沢氏を切るには、「強制起訴」という呪文が効能をもっている今しかチャンスはないということなのだろう。それにしても、小沢氏が無罪になったとき、マスメディアはどのように言い訳をするのだろうか。 . . . 本文を読む

千葉景子元法相による死刑執行〈1〉『年報 死刑廃止2010』(インパクト出版会)

2011-01-19 | 死刑/重刑/生命犯
命というものは、何かと引換にするようなものではない/命の喪失の上に何かが結実するとは思えない/「死刑執行命令書に判を押すこと」と「刑場の公開」は、双方がギリギリで見せたカードだったろう。1年近くも判を押さずに踏ん張った千葉氏が易々と判を押したとも思えず、永年開かずの扉を守ってきた法務省が易々と刑場を公開するはずもない。 . . . 本文を読む