上川陽子法相 五輪「世界一のおもてなし」 死刑制度「確定した判決は執行されなければならない」

2014-11-07 | 死刑/重刑/生命犯

 産経ニュース 2014.11.7 05:07更新
【閣僚に聞く】上川陽子法相 五輪で「世界一のおもてなし」
--松島みどり前法相の辞任を受けての就任となった
 「突然の指名だったので、毎日緊張感を持って取り組んでいる。(明治の元勲)大久保利通公の座右の銘である『為政清明』の言葉通り、国民の声によく耳を傾け、明るい澄みきった心で法務行政に臨みたい」
--政治とカネの問題で国会審議が停滞している
 「私が(会期)途中で就任したことを踏まえ、審議が停滞しないよう真摯(しんし)に臨んできたつもりだ。審議もだんだんに本格化していくのではないか」
--「世界一安全な日本」を実現するための再犯防止策の重点は
 「2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界各国から多くのお客さまをお迎えする。『世界一のおもてなし』を実現するには、安全で安心して、オリンピック観戦のみならず、全国津々浦々の日本の魅力を味わっていただくのが大事。再犯防止には『居場所と出番(仕事)の確保が大事』と課題が明確になっている。入所から出所、社会復帰まで切れ目ない対策をしていく」
--共謀罪の国会提案時期は
 「国際組織犯罪防止条約の締結に伴う法整備は進めていく必要がある。国民の不安や懸念を踏まえ、そのあり方を慎重に検討している。今臨時国会に提出する予定はない。今後いつ提出するかは未定だ」
--いわゆる「無戸籍者問題」への対応は
 「無戸籍者の全体数を把握するための努力と、(無戸籍者が)一日も早く戸籍をつくれるように寄り添った支援活動を徹底してほしいと指示した。安心して出生届を出せるように全力を尽くしたい」
--死刑制度について
 「死刑は人の命を絶つという極めて重大な刑罰。法治国家では、確定した判決は執行されなければならない。特に死刑判決については極めて凶悪かつ重大な罪を犯した者に対して裁判所が慎重な審議を尽くした上で言い渡すもの。法務大臣としては、裁判所の判断を尊重しながら慎重かつ厳正に対処すべきものだ」
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