遠隔操作事件 片山被告が起訴内容認め謝罪
NHK NEWS WEB 5月22日 12時16分
パソコンの遠隔操作事件で、片山祐輔被告の裁判が保釈が取り消され再び勾留されてから初めて東京地方裁判所で開かれました。
片山被告は「全部事実です」と述べ、起訴された内容をすべて認めたうえで、一連の事件で誤って逮捕された人などに謝罪しました。
インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)は、他人のパソコンを遠隔操作しインターネットの掲示板などに殺害や爆破の予告を書き込んだとして、威力業務妨害などの罪に問われています。
裁判では一貫して無罪を主張してきましたが、3日前、一転して弁護団に自分が一連の事件の犯人だと認めました。
保釈を取り消され、再び勾留されたあと初めての裁判が22日午前10時から東京地方裁判所で開かれました。
20日、身柄を拘束されたときと同じ黒いポロシャツを着て法廷に出た片山被告は、裁判長から改めて認否を尋ねられると「全部事実です」と述べて、起訴された内容をすべて認め、無罪主張を撤回しました。
そのうえで、弁護士に促され、「今まで多くの人をだましていました。脅迫した方々、誤認逮捕された方々、 うそをついてだましてしまった人たち、すべてを裏切りました。すべての人に本当に申し訳ないです」と謝罪しました。
また、検察官から認めた理由を問われると「みずから真犯人を名乗るメールを送ったことがばれ、言い逃れできないと思った。死ぬことを考えたが、死にきれなかった」と述べました。
*弁護士「法廷で謝罪を促した」
裁判のあと記者会見した佐藤博史弁護士は「片山被告は事前に法廷で謝罪したいと話していたので、罪を認めたあと、謝罪のことばを自分の口から話すよう促した。被告に自分がしたことの重大さを感じさせるためには、一連の事件の被害者を証人として出廷してもらうことが極めて重要になる」と述べました。
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〈来栖の独白〉
>裁判長から改めて認否を尋ねられると「全部事実です」と述べて、起訴された内容をすべて認め、
警察の執念の尾行により、真相が明らかになった。それがなければ、主任弁護人の能力不足のため、不毛の審理が続き、誤判を招くところだった。弁護人は自らの不明を恥じねばならない。
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