元オウム・中川死刑囚「簡単に覚悟できない」
読売新聞 2018/04/11 20:18
オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件などで死刑が確定した元教団幹部の中川智正死刑囚（５５）が１１日、収容先の広島拘置所（広島市）で大学名誉教授の面会に応じた。
中川死刑囚は刑の執行について「そう簡単に覚悟できない」と心境を語ったという。
面会したのは、教団による一連の事件を研究している米コロラド州立大名誉教授のアンソニー・トゥー氏（８７）。中川死刑囚とは２０１１年から面会を続けている。
中川死刑囚は先月、東京拘置所から広島拘置所に移送された。この日の面会後、取材に応じたトゥー氏によると、中川死刑囚は元気な様子だったが、「（移送で）疲れて５キロ痩せた」と話したという。また、移送中に車窓から郷里の岡山を示す道路標識が見えたといい、「懐かしかった」と語った。
中川死刑囚は「いつどうなるかわからないが、それまで頑張る」とも述べた。
◎上記事は[msn]からの転載・引用です
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