横綱照ノ富士ら幕内力士4人が12月3日からの冬巡業を休場 十両から碧山ら7人補充
日本相撲協会は30日、3場所連続休場中の横綱照ノ富士(32=伊勢ケ浜)ら幕内力士4人が12月3日から熊本・八代市で始まる冬巡業を休場すると発表した。全休した九州場所と同じく「腰椎椎間板性腰痛」が理由で、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)によると来年1月の初場所での復帰を目指している。他に冬巡業を休場する幕内力士は、隆の勝、琴恵光、剣翔。これにより十両から7人(碧山、琴勝峰、島津海、千代丸、貴健斗、朝紅龍、千代栄)が補充される。
この日は東京・両国国技館で理事会が開かれ、9月28日に改定した付け出し基準について、全国高等学校相撲選手権大会の個人体重別戦の80キロ級、100キロ級は対象外とすると発表した。同日から施行された。また、初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)に向けた日程も発表。場所前に横綱審議委員会(横審)による稽古総見は、来年1月9日に国技館内の相撲教習所で開催される。
主な日程は以下の通り
・初場所一般前売り開始 12月9日午前10時から@「チケット大相撲」と「セブン-イレブン」
・初場所番付発表 12月25日(月)午前6時
・力士会 12月26日午後1時@国技館
・年寄総会 12月27日午後1時@国技館
・明治神宮参拝・横綱土俵入り 来年1月5日午後3時@明治神宮
・横綱審議委員会稽古総見 1月9日@相撲教習所
・新弟子検査 1月9日午前11時@相撲診療所
最終更新:日刊スポーツ
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
照ノ富士が腰痛のため12月3日からの冬巡業を休場 隆の勝、琴恵光、剣翔も休場
日本相撲協会は30日、九州場所を全休した横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)は「腰椎椎間板性腰痛」で冬巡業を休場すると発表した。
照ノ富士は10月の秋巡業は13日の西尾市(愛知)巡業から参加。関脇・若元春、幕内・朝乃山らと申し合い稽古を行っていたが、福岡入り後はペースが上がらず11月の九州場所を全休。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「ほかは元気だが、腰だけが悪い。相撲が取れないから」とと説明していた。これまでも土俵入りだけの巡業参加もあったが、今回は治療に専念し来年初場所(1月14日初日、東京・両国国技館)での土俵復帰を目指す。
また隆の勝(常盤山部屋)は「右膝内側側副じん帯損傷、右内側半月板損傷、右前十字じん帯陳旧性断裂」、琴恵光(佐渡ケ嶽部屋)は「左膝内側側副じん帯損傷」、剣翔(追手風部屋)は「左膝前十字じん帯損傷」でそれぞれ休場する。代わりに十両から碧山、琴勝峰、島津海、千代丸、貴健斗、朝紅龍、千代栄が補充される。 冬巡業は12月3日の八代市(熊本)から25日の栃木市まで九州、中四国、近畿、関東など14会場を回る。
照ノ富士は10月の秋巡業は13日の西尾市(愛知)巡業から参加。関脇・若元春、幕内・朝乃山らと申し合い稽古を行っていたが、福岡入り後はペースが上がらず11月の九州場所を全休。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「ほかは元気だが、腰だけが悪い。相撲が取れないから」とと説明していた。これまでも土俵入りだけの巡業参加もあったが、今回は治療に専念し来年初場所(1月14日初日、東京・両国国技館)での土俵復帰を目指す。
また隆の勝(常盤山部屋)は「右膝内側側副じん帯損傷、右内側半月板損傷、右前十字じん帯陳旧性断裂」、琴恵光(佐渡ケ嶽部屋)は「左膝内側側副じん帯損傷」、剣翔(追手風部屋)は「左膝前十字じん帯損傷」でそれぞれ休場する。代わりに十両から碧山、琴勝峰、島津海、千代丸、貴健斗、朝紅龍、千代栄が補充される。 冬巡業は12月3日の八代市(熊本)から25日の栃木市まで九州、中四国、近畿、関東など14会場を回る。