死刑囚を別の男性殺害で追起訴 矢野治被告(確定死刑囚)--津川静夫さん殺害で 東京地検2017/7/24

2017-07-24 | 死刑/重刑/生命犯

死刑囚を別の男性殺害で追起訴
NHK NEWS WEB 2017/7月24日 18時05分
 死刑囚の元暴力団会長が行方不明になっていた男性の殺害を告白し、殺人の罪で起訴された事件で、東京地方検察庁はこの死刑囚が別の行方不明になっていた不動産業の男性の殺害にも関わったとして、追起訴しました。今後、死刑囚が被告となる裁判員裁判が初めて開かれる見通しです。
 追起訴されたのは平成15年に前橋市のスナックで客など4人が銃で射殺された事件で、指示役として死刑が確定した住吉会系の元暴力団会長、矢野治被告(68)です。
 起訴状などによりますと、矢野死刑囚は平成8年、いずれも死亡している暴力団幹部や組員ら3人と共謀し神奈川県伊勢原市の不動産業津川静夫さん(当時60)の首を圧迫して殺害したとして、殺人の罪に問われています。
 矢野死刑囚は、津川さんの殺害への関与について告白する文書を警視庁に送り、去年4月、伊勢原市内の山林から津川さんが遺体で見つかっていました。
 警視庁のこれまでの調べで、津川さんは伊勢原駅前の土地をめぐり暴力団幹部とトラブルになっていたということです。
 東京地方検察庁は罪を認めているかどうか明らかにしていません。
 矢野死刑囚をめぐっては、当時49歳の不動産会社社長の男性の殺害も告白して遺体が見つかり、すでに殺人の罪で起訴されていました。
 今後、死刑囚が被告となる裁判員裁判が初めて東京地方裁判所で開かれる見通しです。

 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です *強調(太字)は来栖
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4人射殺の矢野治死刑囚告白「他にも殺害」…警視庁、遺体捜索 伊勢原市の山林 2016/4/19
 死刑囚告白 「殺害した」不明男性捜索 伊勢原市の山林
  毎日新聞2016年4月19日 12時56分(最終更新 4月19日 13時33分)

     

   前橋市スナック銃乱射事件の死刑囚が殺害を自供した不明男性を捜索する警察官ら=神奈川県伊勢原市で2016年4月19日午前11時26分、本社ヘリから
 2003年に前橋市のスナックで4人が死亡した拳銃乱射事件などで死刑が確定した元暴力団組長、矢野治死刑囚(67)が、1996年から行方不明になっている男性の殺害に関わったと告白したことを受け、警視庁と神奈川県警は19日午前、神奈川県伊勢原市の山林で男性の捜索を始めた。
 捜査関係者によると、行方不明になっているのは同市の不動産業、津川静夫さん(失踪時60歳)。96年夏ごろから行方不明となり、家族が神奈川県警に失踪を届け出ていた。
 矢野死刑囚は昨年5月、「津川さんを殺害した」と告白する文書を弁護士を通じて警視庁に提出。文書には津川さんが矢野死刑囚の知人と金銭トラブルを抱え、矢野死刑囚の指示を受けた暴力団関係者に殺害された後、別の男が遺体を遺棄したと書かれていた。警視庁の聴取にも同様の説明をしたという。
 警視庁は、遺体を遺棄したとされる男の話などから遺棄場所を特定し、捜索に踏み切った。殺害の実行役とされる暴力団関係者は既に死亡している。
 矢野死刑囚は、対立関係にあった暴力団元組長の殺害を配下の組員に指示。前橋市のスナックで拳銃を乱射させ、客ら4人を殺害したなどとして殺人罪に問われ、14年に死刑が確定した。
 捜索現場の山林には19日午前9時45分ごろ、捜査車両約10台が到着した。【宮崎隆、黒川晋史】

 ◎上記事は[毎日新聞]からの転載・引用です *強調(太字)は来栖
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矢野治死刑囚(=拳銃乱射事件などで死刑確定)を、別の殺人容疑で再逮捕 2017/7/4
永田町の黒幕を埋めた矢野治死刑囚の告白(9)カタギ「津川静夫」さん殺害の背景 『週刊新潮』2016/3/10号 
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