【日韓戦・日本非難の横断幕】繰り返された政治的主張 「極めて遺憾だ」菅長官
産経新聞2013.7.29 13:04
菅義偉官房長官は29日午前の記者会見で、ソウルで行われたサッカーの東アジア・カップ日本-韓国戦で「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕が観客席に掲げられたことについて、「国際サッカー連盟(FIFA)は応援時に政治的主張を行うことを禁じており、横断幕が掲げられたことは極めて遺憾だ」と批判した。
菅長官は、FIFAや日本サッカー協会(JFA)に事実関係を確認中であることを述べたうえで、「明らかになった段階で適切に対応したい」と対応策を検討する考えを示した。
昨年のロンドン五輪では、サッカー男子日韓戦の直後、韓国の朴鍾佑選手が竹島(島根県隠岐の島町)の領有権を主張するメッセージを掲げ、FIFAの処分を受けた。
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