小林賢太郎さん、東京五輪開会式ディレクター解任 ラーメンズ時代に「ユダヤ人大量虐殺ごっこをやろう」コント…批判殺到
中日新聞 2021年7月22日
東京五輪・パラリンピック組織委員会関係者は22日、23日の東京五輪開会式でショーディレクターを務めていた元お笑い芸人の小林賢太郎さん(48)を解任したと明らかにした。
小林さんは1998年、コントユニット「ラーメンズ」時代のコントの中で、ナチスドイツが行った「ホロコースト」を扱い「ユダヤ人大量虐殺ごっこをやろう」と話した映像がネットで拡散。米国のユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタル・センター」が抗議声明を出すど、SNS上でも批判が集まっていた。
このニュースを受け、前東京都知事で国際政治学者の舛添要一さん(72)は「五輪開会式演出担当の小林賢太郎氏が解任された。ナチスによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)をコントのネタにした動画が拡散したため。人類の最悪の犯罪を笑いの対象にしてはならない。それにしても組織委の情報収集能力の欠如と歴史の無知に愕然」とツイートした。
◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2021.07.23 Fri〉
経済で大成したこの国で東京五輪・パラリンピックをやることに私は元々反対だったが、ここにきてあらためてこの国の国際感覚の貧しさというか危機感を禁じ得ない。「ホロコースト」は全人類の課題、十字架。この国は経済で大成しただけで、人権とか国際性については、超後進国。
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* ユダヤ人はなぜ、ナチス・ドイツの標的にされたのか アウシュビッツで身代わりとなったコルベ神父 「PHP online 衆知」