光市母子殺害事件 「実名表記」被告側が出版差し止めを求めた第1回審尋

2009-10-14 | 光市母子殺害事件

【光市母子殺害】実名本仮処分で第1回審尋 出版元は出席せず
産経ニュース2009.10.13 11:25
  山口県光市の母子殺害事件で死刑判決を受けた男性被告(28)=事件当時(18)、上告中=の実名を表記した単行本について、被告側が出版差し止めを求めた仮処分申請の第1回審尋が13日、広島地裁で開かれた。出版元のインシデンツ(東京)側は「答弁書の準備が間に合わない」などとして出席せず、19日の第2回審尋で意見を述べる予定。
 この日の審尋には被告側だけが出席し、「少年法を無視した不当な出版」などと主張した。
 本は「A(実名)君を殺して何になる」で、著者の大学職員、増田美智子さんが被告と面会したり、関係者に取材するなどして執筆。被告の実名のほか、写真や卒業した学校なども掲載されている。被告側は5日に仮処分を申し立てたが、7日に発売された。
 少年法61条は、少年時の事件で少年審判を受けたり起訴されたりした人物について、氏名や住所などで本人と特定できる記事や写真を出版物に掲載することを禁じている。
...............
【光市母子殺害】実名出版差し止め 13日に広島地裁で審尋
産経ニュース2009.10.8 21:23
 山口県光市母子殺害事件の被告の元少年(28)=死刑判決を受け上告中=を実名で記した単行本をめぐり、元少年側が出版差し止めを求めた仮処分申請で広島地裁は、第1回審尋を13日に開くことを決めた。
 出版元のインシデンツ代表の寺沢有さんが明らかにした。寺沢さんは「8日に通知が届いた。行こうと思うが、急なので弁護士と対応を相談する」としている。本は「A(実名)君を殺して何になる」で、著者は大学職員増田美智子さん。既に書店で販売されている。
 元少年側は「実名表記に同意せず、中止を求めたのに出版を強行した」と主張。増田さん側は「実名の了解は得ていた。事前に原稿を見せる約束はしていない」と反論している。

http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/c/356df8ec4bfcfcb2c516d0adbcd841e7


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。