10宗教団体、臓器移植法改正でA案に反対

2009-07-08 | Life 死と隣合わせ
(読売新聞 - 07月08日 19:16)
 参院で審議中の臓器移植法改正案をめぐり、仏教やキリスト教などの10宗教団体は8日、脳死を「人の死」とすることを前提とするA案に反対する見解を発表した。
 見解を出したのは、浄土宗や日蓮宗などの各仏教宗派や、日本宗教連盟、日本キリスト教協議会、立正佼成会、大本など。いずれも、A案反対の理由に、〈1〉脳死を人の死とする社会的合意が十分得られていない〈2〉家族の同意だけで提供できるため、提供者本人の意思が必ずしも反映されない--などを挙げている。
 一方、A案を支持する移植関連の3学会6研究会と臓器移植患者団体連絡会は、既に今国会の採択を求める声明を発表している。

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