アイフル、正社員を半減へ リストラ案を正式発表

2009-09-24 | 社会
 経営再建中の消費者金融大手、アイフルは24日、向こう1年程度で正社員を半減させる方針を発表した。希望退職を募り、約2700人のうち約1300人を削減する。グループ全体で見ると約4600人いる正社員は2000人規模で減らす意向。店舗数を今年3月末より270減らす措置にともない、大幅な人員削減に踏み切る。
 同社は07年1月にも大規模なリストラ計画を発表しているが、今回はそれを上回る過去最大規模となる。来年6月までに予定される貸出額の制限などさらなる規制強化や、急増する過払い金返還訴訟によるコスト増に対応できなかった。
 同社は同日午前、私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決)に基づき、銀行団に約3000億円の債務の返済猶予を要請することも発表した。年内にも銀行団全員の同意を得たい考え。(NIKKEI NET2009/09/24/08:58)

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