山口 周南 5人殺害・放火事件 保見光成被告 第5回公判 2015/7/2 被告人質問

2015-07-02 | 死刑/重刑/生命犯

産経WEST 2015.7.2 22:55更新
取り調べ映像を再生 山口・連続殺人放火の公判で
 男女5人が殺害された山口県周南市金峰の連続殺人放火事件で、殺人などの罪に問われた保見光成被告(65)の裁判員裁判が2日、山口地裁(大寄淳裁判長)であり、検察側は被告が逮捕後に「頭をたたいたのは私」「放火は被害者の運試しだった」などと供述する取り調べ時の映像を再生した。
 再生されたのは検事による取り調べ。被告は映像の中で、亡くなった山本ミヤ子さん=当時(79)=に関し「木の棒で足から背中、頭をたたいた」と身ぶりを交えて話していた。放火については「運が良ければ(被害者が)助かる」として、こんろに布をかざして火を付けたとしていた。
 この後、「人の命を試すというのは非道ですよね」として、調書に記載しないよう検事に願い出る場面も再生された。
 被告人質問も2日から始まり、被告は映像の内容について尋ねる検察側に対し、「覚えていない」「当時はパニックだった」などと述べ、取り調べの際には記憶通りに話ができなかったと説明した。
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朝日新聞デジタル 
山口5人殺害 被告、起訴内容を否認 「足を殴った」
2015年7月2日13時20分
 山口県周南市で2013年、5人を殺害したなどとして殺人などの罪に問われている保見光成(ほみこうせい)被告(65)の裁判員裁判の第5回公判が2日、山口地裁であり、被告人質問が始まった。保見被告は「(被害者の)足を殴った」と主張し、起訴内容を改めて否認した。
 午前中は弁護側が質問した。被告によると、事件があった13年7月21日夕、自宅に取り付けていた監視カメラのモニターで男の人影を見たため、棒きれを持って近くの貞森誠さん(当時71)方へ移動。室内で貞森さんと出くわし、「何も言わないから向こうずねをたたいた」と述べ、妻の喜代子さん(同72)の足も殴った、と説明した。
 その後、山本ミヤ子さん(同79)方でも山本さんの足をたたき、「ごめんなさい」と言われてやめたと話した。石村文人さん(同80)方には誰もおらず、河村聡子さん(同73)方でベッドの下で寝ていると、河村さんが入ってきて、やりで足をはらったと述べた。
 こうした行動の理由については「ずっと昔、いろんなことをされた。足ぐらいたたいてもいいだろうという感じを持っていた。足腰なら死ぬことはないだろうと思った」と説明。頭への殴打や放火については「ありません」と主張した。
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