川崎3人殺害、死刑確定 元施設職員、上告取り下げ
中日新聞 2023年5月15日
川崎市の介護付き有料老人ホームで2014年、入所者の高齢男女3人を転落死させたとして殺人罪に問われた元施設職員今井隼人被告(30)が15日までに上告を取り下げ、死刑とした一、二審判決が確定した。11日に取り下げの書面を自ら拘置所に提出した。
捜査段階や逮捕直後に3人の殺害を認めたが、その後否認に転じた。公判で弁護側は、3人が自ら転落した可能性もあるなどとして無罪を主張していた。
判決によると、14年11月、87歳男性を施設4階のベランダから投げ落として殺害。翌12月には86歳と96歳の女性を、4階と6階から同様に転落させて殺害した。
◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です