福岡事件(西武雄元死刑囚)支援者 再審請求準備へ

2010-06-21 | 死刑/重刑/生命犯
福岡事件の元死刑囚法要、支援者 再審請求準備へ
 約60年前に福岡市で中国人ら2人が殺害された「福岡事件」の再審請求運動をしている玉名市立願寺、生命山シュバイツァー寺(古川龍樹代表)で20日、冤罪(えんざい)を訴えながら刑を執行された西武雄元死刑囚の法要が営まれた。
 西元死刑囚は1947年に起きた福岡事件の主犯として死刑が確定し75年に執行された。法要は、仏教、神道、カトリックと宗派を超えた形式で行われた。
 法要後、再審弁護団長の八尋光秀弁護士は、アメリカの死刑廃止運動家ヘレン・プレジャンさんと連携して再審運動を世界に発信していくことを明らかにした。
 また、現在、準備を進めている「雪冤プロジェクト」では、冤罪事件に関する誤判研究や冤罪被害の回復、雪冤活動を柱に展開し、冤罪事件の根絶を訴えていくという。その上で、福岡事件についても、主要な冤罪事例として、早期に第7次再審請求を準備する方針を示した。(2010年6月21日 読売新聞)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。