温暖化ガス中期目標

2009-08-22 | 政治
温暖化ガス中期目標、先進国15~20%削減 条約事務局集計
 【パリ=古谷茂久】京都議定書に参加する国・地域が示した温暖化ガスの排出削減の中期目標(2020年まで)が明らかになった。国連の気候変動枠組み条約事務局が集計した。基準年などの違いはあるが、各国・地域の削減幅はほぼ15~20%となる。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は先進国全体で25%削減が必要としており、年末を合意期限とする国際交渉で、中国やインドなど新興国からの削減要求が強まる可能性がある。
 各国・地域は9月下旬に首脳会議を開き、新たな温暖化対策の枠組みを協議する。欧州勢は1990年比で20~30%の削減目標を掲げ、日米などにも負担を迫る構えだ。日本の数値目標は05年比で15%削減であり、90年比では約8%の削減にとどまる計算。ただ欧州各国とは違って、日本は途上国から購入する排出枠を自国分の削減率に加える制度は使わない。純粋に国内の削減努力で達成を目指す考えで、環境省は「見劣りしない数値」としている。新S「くらべる一面」(NIKKEI NET2009/08/22 07:00)

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