ショパン ベートーベン 大中寅二

2007-01-17 | 日録

 ショパンのノクターン№20は、難しい。ベートーベンのソナタ№8には、癒される。いや、難しいノクターンにも、実は癒されているのだ。無心に(ではない。苦労しながら)稽古するときに、既に癒しが与えられている。№8の明るさは、どうだ。闇を突き抜けた明るさだ。ベートーベンの悲苦が、私を癒してくれる。

 先日、夕刊に大中寅二氏のことが載っていた。「椰子の実」を作曲した人だ。生涯、教会のオルガニストだったという。私はオルガン奉仕者というには余りにも貧しい弾き手だが、この記事に接して、なにか嬉しかった。老いてゆく日々、ピアノは変わらず共に居てくれる。

 13年前の本日、清孝が確定し、私たちは姉弟となった。アメリカで大地震があった。その1年後、阪神で大地震が起きた。


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