清原氏、来年から入れ墨「消す」…恩人・佐々木氏との約束、病院も手配
スポニチアネックス 2016/12/24(土) 12:00配信
留置場で王氏の自伝を読んだことを明かした清原氏
今年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博氏(49)がスポニチ本紙の取材に応じた。事件後、インタビューに答えるのは初めて。情状証人として出廷してくれた野球評論家の佐々木主浩氏が心の支えになっていることを告白した。
「逮捕されて一番初めにメッセージをくれたのが佐々木でした。留置場の中でありがたかったし、感謝の気持ちでいっぱいでした」。彼との約束だからこそ、更生への第一歩として右脚と左胸の入れ墨を消すことも決めた。「判決後、一緒に食事をした時に“消すべき”と言われました。佐々木は、友達というだけで情状証人に立ってくれた恩人。“消す”と伝えました」。佐々木氏が手配してくれた病院で、来年まず右脚の入れ墨を消す準備を進めている。
清原氏へのインタビューの模様は29日のTBS「ニュースキャスター 芸能ニュース2016決定版」(後9・00)でも放送される。
最終更新:12/24(土) 13:06
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清原氏 留置場で読んだ王さん自伝 球界復帰は「今は考えられない」
スポニチアネックス 12/24(土) 8:22配信
清原和博氏は留置場で、王貞治氏の自伝「もっと遠くへ」を読んだことを明かした。王氏の著書を読むのは初めてだったという。
同書は王氏の幼少期から現在までの野球人生がつづられた内容。1985年の西武入団時の会見で、王氏の868本の本塁打世界記録を目標に掲げた清原氏は「王さんのバッティングに対する意識とか努力とかを目の当たりにし、簡単に王さんのことを言っちゃいけないんだな、これぐらいしなくちゃいけないんだなと思った」としみじみ。どんな状況からも逃げずに自分のスタイルを貫いた王氏の“哲学”に触れ、自身の思いも新たにしたようだ。
王氏には複雑な思いを抱いたこともあった。85年のドラフト会議で、王氏が監督を務めていた巨人は、早大進学を表明していた同じPL学園の桑田真澄氏を指名。涙をこぼす清原氏の姿がテレビで流れた。その時の悔しさを胸に現役時代を闘った。
87年の巨人との日本シリーズでは、優勝決定まで1アウトとなった時、清原氏はグラウンド上で泣いた。この時の巨人の監督は王氏だった。ただ、遺恨は08年10月の引退試合の時に解消したという。「王さんが“今度生まれ変わったら一緒に野球をしような”と声を掛けてくれた。僕と同じように王さんもひきずってくれていたんだと感謝の気持ちになりました」と振り返った。
プロ野球界からは逮捕後も、佐々木主浩氏を通して多くの激励の声が届いた。清原氏は「自分の孤独感で勝手にスレたのに、逮捕されても見捨てず心配してくれた。その人たちを裏切ることはもうできない」。野球界復帰については「今は考えられない」といい「自分の薬物治療のために野球をするのは、野球に対して失礼。これからは野球と向き合えるように日々努力していきたい」と語った。
清原氏へのインタビューの模様は29日のTBS「ニュースキャスター 芸能ニュース2016決定版」(後9・00)でも放送される。
最終更新:12/24(土) 13:14
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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◇ 清原和博氏「薬物は本当に恐ろしい化け物で怪物で悪魔 子供たちに自分の父親が逮捕された姿を二度と見せたくない」 スポニチアネックス 2016/12/24
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