<鎖で小2監禁>父に有罪「非人道的な虐待」 大津地裁判決
毎日新聞 5月8日(金)12時29分配信
小学2年生だった長男(8)を鎖で自宅の柱につなぎ閉じ込めたとして、逮捕監禁罪に問われた父親の無職、宮島保名(やすな)被告(32)=滋賀県長浜市=に対し、大津地裁は8日、懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年)の判決を言い渡した。小野裕信裁判官は「被害者の人格を無視した悪質な児童虐待で、常習性がある」と述べた。
判決によると、父親は昨年10月8日、自宅の居間で、長男の腰に鎖を巻き付けて柱につなぎ、南京錠をかけて脱出できなくした。
公判で父親側は「長男から『僕は悪いことをするからくくってほしい』と頼まれ、しつけのため同意のうえで縛った」などと無罪を主張。検察側は「鎖による拘束は約1年半続いていた。当日の長男の言葉は、長年の虐待に『迎合』した結果」などと指摘していた。小野裁判官は「教育措置の一環とは評価できない」と結論付けた。
事件を巡っては、父親と共謀したとして長男の母親(28)も同罪で起訴され、大津地裁で懲役2年、執行猶予4年の有罪が確定している。【田中将隆、森野俊】
最終更新:5月8日(金)13時15分
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〈来栖の独白〉
執行猶予期間は確かに長いが、しかし、実刑にすべきではないのか。
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◇ 鎖で小2長男監禁 半径1m余しか動けず 両親を逮捕 日常的な虐待の疑いも 滋賀県長浜市 2014/10/8
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