大分強殺事件 伊東順一被告 上告棄却 桜井龍子裁判長 2015/10/6 無期懲役確定へ

2015-10-08 | 死刑/重刑/生命犯

2015.10.8 18:28更新
大分強殺、逆転有罪確定へ 最高裁、上告棄却
 大分県豊後大野市で平成17年に1人暮らしの女性=当時(61)=が殺害された事件で強盗殺人罪などに問われた伊東順一被告(63)について、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は被告の上告を棄却する決定をした。無罪とした1審大分地裁判決を破棄し、求刑通り無期懲役とした2審福岡高裁判決が確定する。決定は6日付。
 1審から被告と犯行を結びつける物的証拠がなく、伊東被告が自白したとされる供述調書の信用性が争点。伊東被告は捜査段階で犯行を認めたが、その後無罪を主張した。
 1審は伊東被告を「自白はほかの証拠と整合しておらず内容は不自然、不合理で変遷している。信用性に疑問があり、犯人とするに合理的な疑いがある」として無罪を言い渡した。
 これに対し2審は「供述は自白以外の証拠で認定できる事実に符合している。体験者でなければ語れない具体性に富む」として、捜査段階の自白調書の信用性を認め、一転して有罪と判断した。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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