旧優生保護法訴訟、賠償認めず 違憲性言及なし、札幌地裁
中日新聞 2021年2月4日 12時53分 (2月4日 13時03分更新)
旧優生保護法(1948~96年)下で人工妊娠中絶手術と不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして、北海道の女性(77)と夫=2019年8月に死亡、当時(82)=が国に計2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁(高木勝己裁判長)は4日、請求を棄却した。旧法の違憲性に言及しなかった。
中絶手術は旧法の知的障害者らを対象にした規定に基づくものだったとは認められないとした。不妊手術は実施そのものを認めなかった。
全国9地裁・支部の旧法を巡る訴訟で5件目の判決。19年から今年1月にあった仙台、大阪、別の原告の札幌の各地裁判決は旧法を違憲としていた。
◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2021.02.04 Thu〉
どのような人も尊い。尊重されねばならない。ナチスドイツの悪夢は繰り返してはならない。しかし、この思想を真実生きる、生き切るのは、実は困難な業。「出征前診断」にみられるように、差別意識から100%解放されている人はいるだろうか。
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* 旧優生保護法(1948~96年)下で障害者に強制不妊手術が繰り返された問題 … 〈来栖の独白〉
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