「大納会」 日経平均株価終値=1万0546円44銭  名証1部総合指数=年初から5、8%上昇

2009-12-30 | 社会
日経平均、終値1万546円 昨年末比19%高、3年ぶり上昇
 2009年大納会の30日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比91円62銭(0.86%)安の1万0546円44銭となり、昨年末(8859円56銭)に比べて19%上昇した。2006年以来、3年ぶりの上昇。年間の上昇率としては、2005年(40.2%高)以来、4年ぶりの大きさだ。昨年9月に起きたリーマン・ショックをきっかけとした世界的な金融危機が徐々に解消され、今年3月の安値である7000円近くから回復過程をたどった。
 もっとも、リーマン・ショック直前の水準である1万2000円台にはほど遠く、主要国の中で日本株は出遅れが目立った。
 東証株価指数(TOPIX)の年間上昇率は5.6%だった。日経平均と同様、上昇は2006年以来、3年ぶり。2005年(43.5%上昇)以来の上昇率の大きさだった。〔NQN〕 (15:15)
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名証1部総合指数、3年ぶり年初上回る
12月30日17時54分配信 産経新聞
 名古屋証券取引所は30日、今年1年の取引を締めくくる大納会があった。取引所内のホールには証券会社関係者ら約150人が集まり、手締めの音を響かせた。名証1部総合株価指数は年初から5.8%上昇。昨年の42.5%下落とは逆に3年ぶりの上昇で取引を終えた。
 年間の売買高は、今年前半の株価急落で個人投資家を中心に売買を控えたこともあり、前年比10.1%減の1億2310万株で、4年連続で前年実績を下回った。また今年の新規上場銘柄は1社、廃止銘柄は25社に達した。
 大納会であいさつした畔柳(くろやなぎ)昇社長は来年の日本経済について「回復の流れを確実にすることが最重要課題。政府の景気対策に期待したい」と語った。

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