ピアノ 久しぶりの県図書館 白壁

2007-06-28 | 日録

 このところ疲れ気味でもあり、ピアノのレッスンはお休みしようと決めて昨夜床に就いた。楽しみにしていたKさんとの約束も、取りやめた。

 朝、早く目覚めてしまった。頑張ってレッスンに。一度弾き終ると、先生がびっくりして「変わりましたね! 何か、良い感化を受けられましたね」。ダン・タイ・ソンの話題になった。やさしく小さく弾く。これを私は凡ての曲に、そのように弾いてゆこうと思う。どのように弾いていいのか、随分まよったけれど。むろん、人によって奏法はまちまちで然るべきだ。

 週のうち、木曜日までは主にピアノの稽古をし、金曜日からエレクトーン(オルガン)の稽古をする。オルガンは師事したことがなく、全くの我流なので、教会でも、釈然としない思いでミサのオルガン弾きを務めている。何度かエレクトーンを習おうかと思ったが、頑張れずに今日に至っている。ピアノとオルガンとは、似て非なる楽器である。構造、奏法、音色・・・すべて異なるが、長く教会のオルガンに親しんできて、もはやオルガン(の魅力)からも、放れられそうにない。オルガンとは、器官だ。息遣いを感じる。

 レッスンの後、三の丸の県図書館へ行った。ちょっと調べものをしたかったが、目当ての本は貸し出し中のようだった。産経新聞を読んだあと、5Fのレストランで昼食。お城の敷地の中にあるので、緑がいっぱい。県警本部や裁判所、中日新聞社に近い。

 帰路、白壁の拘置所前を通った。何か、工事をしているようだ。信号で止ると左前に「カトリック名古屋教区 福信館 炊き出し」と書かれたワンボックスカーが、止っていた。白壁と炊き出しと・・・。十年も前に心が戻ったような一瞬だった。 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。