久坂部羊『悪医』読了 『神の手』(下)・『芥川症』注文 2020.9.14

2020-09-13 | 本/演劇…など

〈来栖の独白 2020.9.13 Sun〉
 久坂部羊氏の作品『悪医』、なかなか面白い。『悪医』となっているが、悪い医師ではない。癌であるという検査結果に続けて「余命わずかだから好きなことをして・・・」と告げられた患者・小仲から見ると、悪い医師に見えたか。
 久坂部羊氏は、同じ医師であり作家である加賀乙彦氏、帚木蓬生氏と比較すると(比べてしまう私の悪い癖)、技術的にやや劣るが、楽しく読めている。

〈来栖の独白〉追記 2020.9.14
 13日夜半、『悪医』読了。楽しく読めた。加賀乙彦氏は医師というよりも作家、帚木蓬生氏は医師であり作家という感じだったが、久坂部氏は「医師」というイメージが強い。
 『神の手』(上)を読み始めている。先ほど『神の手』(下)、『芥川症』をネットで注文。16日にセブンイレブンに届く。 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。