本日の「音楽の泉」はアルビノーニ  「題名のない音楽会」は “山下達郎を吹奏楽で聴く” 2017.8.27

2017-08-27 | 日録

〈来栖の独白 2017.8.27Sun.〉
 本日の「音楽の泉」は、名前を耳にしただけで胸キュンの「アルビノーニ」。オーボエもマンドリンも慰めに満ちている。皆川先生の語り口も、心地よい。大学時代のあれこれが辛うじて甦る。

音楽の泉」NHKラジオ第1  午前8時05分~ 午前8時55分
▽イタリア・バロック協奏曲集
皆川達夫
「オーボエ協奏曲ト短調作品9-8」
アルビノーニ:作曲
(オーボエ)ハインツ・ホリガー、(弦楽合奏とチェンバロ)イ・ムジチ合奏団
(10分35秒)
<PHILIPS 28CD-3171>
「オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調」
ロッティ:作曲
(オーボエ・ダモーレ)ハインツ・ホリガー、(弦楽合奏とチェンバロ)イ・ムジチ合奏団
(14分44秒)
<PHILIPS 28CD-3171>
「マンドリン協奏曲ハ長調RV.425」
ヴィヴァルディ:作曲
(マンドリン)アヴィ・アヴィタル、(弦楽合奏とチェンバロ)ヴェニス・バロック・オーケストラ
(7分33秒)
<UCCG-1763>
「オーボエ協奏曲ニ短調」
アレッサンドロ・マルチェルロ:作曲
(オーボエ)ハインツ・ホリガー、(弦楽合奏とチェンバロ)イ・ムジチ合奏団
(11分36秒)
<PHILIPS 28CD-3171>

〈来栖の独白〉続き
 9時からのTV朝日「題名のない音楽会」。本日は「山下達郎を吹奏楽で聴く」。な~んだ(つまんない)、と思ってしまった。私は、子どもの頃から、吹奏楽が嫌いだ。行進曲が嫌いであることに、繋がっている。この観念は強い。
 な~んだ、と思って、暫くして、「おや、確か私は、管楽器の音色、有機的だとして、吹奏楽嫌いを改めたのではなかったか?」と。そうだ、確か、母の死去の後、名フィルサロンコンサートを聴きに行って、管楽器に対する観念を改めたのだった。それを忘れてしまっていた。こんな者だ、私は。固定観念は岩盤だ。ついさっき、「音楽の泉」でも感動したではないか! 

〈来栖の独白 2017.8.17 P.M.〉続きの追記
 幸い録画しておいたので「題名のない音楽会」を、あらためて聴いてみた。なんとすばらしい子ら(高校生)、軽やかで洗練された演奏・パフォーマンスであることだろう。
 東海大付属高輪台高校演奏の「クリスマス・イブ」。続いて柏市立柏高校演奏の「硝子の少年」。浜松聖星高校演奏の「パレード」。
 最後に名門3校共演で、「アトムの子」。
 いずれも音楽の楽しさが伝わってきて、思わず体が動く。
 私は、畢竟、昔の、古い人間だったのだ。吹奏楽といえば「行進曲」しか、連想しない。ごめんね、吹奏楽さん。あなたが、こんなに洗練されて楽しい方とは、思わなかった。存分に楽しませて貰いました。来週も、吹奏楽らしい。
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名フィルサロンコンサート 2017.6.8 トロンボーンもマリンバも、実に有機的な音色


2 コメント

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ついつい (としちゃん)
2017-08-27 13:55:07
「山下達郎~」の「な~んだ」に笑ってしまいました。
私は嫌いでは無いのですが(持っているCDもあって)、
「ちょっと分かる~♪」と思ったので。(^.^)

「音楽の泉」とても懐かしい響きでした。
今、家でラジオは どうやって聞けば良いのだろう、と考えてしまいました。
防災用のラジオがあったのですが、最近見ていない。
いざという時に役立ちませんね。f(^_^;
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Re:ついつい (ゆうこ)
2017-08-27 15:59:18
としちゃん様
 コメント、ありがとう、です。
 今、〈来栖の独白〉続き、の「追記」に書きましたが、つまり、私は古い人間ということです、ね。この古さ(岩盤)から解かれ、新たに「好きなもの」を得ることができました。楽しみが、増えました。
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