小沢氏「何としても政権奪取」国民すべてが将来に夢と希望を取り戻し、誇り高く暮らせる日々を実現していく

2012-08-01 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

        

小沢代表“政権の奪取目指す”
NHK NEWS WEB 8月1日 12時27分
 国民の生活が第一の小沢代表は、1日、新たに設けた党本部であいさつし「来るべき衆議院選挙で政権を奪取し、本当の国民のための政権を作るという意気込みで頑張っていきたい」と述べ、次の衆議院選挙に向けて支持拡大を目指す考えを強調しました。
 国民の生活が第一は、1日、国会周辺のビルで党本部開きを行い、党所属議員や衆議院で統一会派を組む新党きづな、それに新党大地・真民主などの議員、およそ40人が出席しました。
 この中で、小沢代表は「まだまだ小さなお城でしかないが、来年にはさらに大きな城を構えることができるという気持ちで、なんとしても、来るべき衆議院選挙で国民の信頼を得て、政権を奪取し、本当の国民のための政権を作るという意気込みで頑張っていきたい」と述べ、次の衆議院選挙に向けて支持拡大を目指す考えを強調しました。
 また、新党きづなの三輪副代表は「国民の生活が第一が出来たときに、合流できなかったのは残念だったが、近いうちに皆さんと合流するので、ぜひとも温かくお迎えいただきたい」と述べ、近く国民の生活が第一と合流したいという考えを示しました。
----------------------------
小沢代表 党の主要政策を発表
NHK NEWS WEB 8月1日 19時13分
 国民の生活が第一は、小沢代表が1日、記者会見し、10年後をめどにすべての原子力発電所を廃止することや、消費税の増税を阻止することなどを柱とした、緊急に取り組む党の主要政策を発表しました。
 国民の生活が第一は、1日、党本部を開設したのに合わせて、小沢代表が、夕方、記者会見し、緊急に取り組む党の主要政策を発表しました。
 それによりますと、10年後をめどに、すべての原発を廃止するとともに、省エネ技術の開発や再生可能エネルギーの普及を促進するとしています。
 また、消費税の増税について、現在のデフレ不況の下で実施すれば、特に中小企業や農林漁業に携わる弱い立場の人の暮らしを直撃するとして、断固阻止するとしています。
 さらに、「地域が主役の社会」を実現するため、権限と財源を地方に大胆に移すとして、国の補助金と政策経費を合わせたおよそ40兆円を、原則、地方に交付するなどとしています。
 これについて、小沢氏は「国民すべてが、将来に夢と希望を取り戻し、誇り高く暮らせる日々を実現していくために、『いのち』と『暮らし』と『地域再生』をキーワードに、政策課題を実現していきたい」と述べました。
 また小沢氏は、記者団が「大阪市の橋下市長と連携する考えはあるのか」と質問したのに対し、「橋下市長が主張する統治の機構や行政の大改革は、以前から私たちが言ってきたことだ。認識はわれわれも一緒であり、大阪維新の会が主張を広めるのは結構だ」と述べました。
=========================================
小沢氏「なんとしても政権奪取」 党本部開所式
産経ニュース2012.8.1 12:19
 新党「国民の生活が第一」の党本部開所式が1日午前、東京・永田町で行われた。小沢一郎代表はあいさつで「私どもはなんとしても来るべき総選挙で国民のみなさんの信頼を得て政権奪取し、本当の国民のための政権をつくるという意気込みでがんばっていく」と述べ、党勢拡大に向けた意欲を見せた。
 国民の生活が第一と統一会派を組む新党きづなの三輪信昭副代表は来賓あいさつで「早々に合流させていただく」と語った。
 開所式には国会議員約35人が出席した。新党大地・真民主の鈴木宗男c、岩手県の達増拓也知事、落語家の三遊亭円楽師匠らがお祝いに駆けつけた。小沢氏は1日午後、基本政策を発表する予定。党本部は国会近くの民間ビルに構えた。
-------------------------------
「小沢氏は会見を」 鈴木宗男代表が助言「肉声で訴えれば流れ変わる」
2012.8.1 14:53
 新党大地・真民主の鈴木宗男代表は1日、新党「国民の生活が第一」の党本部開所式のあいさつで、小沢一郎代表が報道各社の取材に積極的に応じるよう助言した。「1日1回、記者団のぶら下がりに応じ、週に1回は記者会見を開いてはどうか。小沢氏が肉声で国民に訴えれば流れは変わると思う」と述べた。
 同時に「良薬は口に苦しという言葉がある。聞き心地の良いことだけでなく、厳しいことを言うのが本当の親切だ」と強調した。
=========================================
“小沢新党”と新党きづな合流へ!衆院46人に
zakzak2012.08.01
 小沢一郎代表率いる新党「国民の生活が第一」は1日午前、東京・永田町の党本部で開所式を開いた。小沢氏は「次期衆院選で政権を奪取し、国民のための政治を実現する意気込みで頑張りたい」とあいさつした。
 小沢氏に近い議員が多い新党きづなの三輪信昭副代表は「近いうちに皆さんと合流するので、温かく迎えてほしい」と述べ、両党が合流するとの見通しを示した。合流すれば衆院46人となり、内閣不信任案の単独提出まで残り5人となる。ただ、きづな内には合流慎重論もあるとされる。
 新党大地・真民主の鈴木宗男代表も出席し、小沢氏に対して「1日1回ブラ下がりし、週1回記者会見すべきだ」と提案した。永田町屈指のマスコミ嫌いがどうするか。
 また、落語家の6代目、三遊亭円楽も来賓としてマイクを握り、民主党時代の小沢氏に選挙に出るよう口説かれ、「私はスネに傷がある」「国会議員より稼いでいる」といって断ったことを明かし、笑いを取っていた。
----------------------------
「私には夢があります」2010-09-15
〈前段略〉
 さて、今回の立候補にあたっては、今日の危機的な政治経済事情の中で、果たして自分にその資質があるだろうか、政治の最高責任者として国民の生活を守るというその責任を果たすことができるだろうか、と本当に悩み、自問自答いたしました。それにもかかわらず立候補を決意をしたのは、今、政治を変えなければもう間に合わないという、私の切実な思いを正々堂々、世に問いかけたかったからであります。
 思い起こせば、私は27歳で衆議院議員に初めて立候補した際、選挙公報にこうつづりました。「このままでは日本の行く末は暗澹たるものになる。こうした弊害をなくすため、まず官僚政治を打破し、政策決定を政治家の手に取り戻さなければならない」と。意志なき政治の行き着く先には国の滅亡しかありません。日本は敗戦を経て本質は変わっていないのではないか。若かりしころの、感じたその思いは初当選以来、いまなお変わっておりません。
 今日、わが国はデフレによる経済の収縮、少子高齢化の既存の社会制度のギャップによる不安など、経済も社会も危機的な状況に陥っております。
 世界で最も層が厚かった中間所得層が解体され、ごく少数の富裕層と数多くの低所得層への分化が急速に進んでおります。日本が誇った社会保障制度も崩れつつある中、2年後には団塊の世代が年金受給者となる日を迎えます。
 今、日本は、最も大事にされなければならないお年寄りがいなくなっても誰も気づかず、また、就職できない多くの若者が絶望感にさいなまされ、若い親が育児を放棄しわが子を虐待する。もはや高度成長がいろいろな問題を覆い隠してくれた時期はとうに過ぎ去って、社会の仕組みそのものが壊れています。そしてまた、日本人の精神風土も興廃し始めていると思います。
 今、ここで政治を見直し、行政を見直し、国のあり方を見直さなければ、もう日本を立て直すことができないのではないかと思います。多くの国民の皆さんも同じように感じていたのだと思います。昨年、われわれ民主党に一縷の思いを託し、政権交代を実現させていただきました。しかしもう1年が過ぎ、残された任期はあと3年であります。
 私たちは今、直ちにこの3年間を国の集中治療期間と位置づけ、徹底した改革を断行し、実行していかなければなりません。しかしその改革は明治維新以来140年続く官僚主導の政治を、根っこから国民主導、政治主導に変えなければとても成し遂げられるものではありません。私の頭の中を占めているのはその思いなのであります。
 しかし、私は官僚無用論を言っているわけではありません。日本の官僚機構は世界に冠たる人材の集まっているところであると考えております。問題は政治家がその官僚をスタッフとして使いこなし、政治家が自分の責任で政策の決定と執行の責任を負えるかどうかということであります。
 私は40代でたまたま国務大臣、自民党幹事長に就任するという機会があり、国家はどう運営されているのか、その実態を権力の中枢でつぶさに見続けて参りました。そこで見た官僚主導の、例えば予算作りでは、各省のシェアが十年一日のごとくほとんど変わることがありませんでした。官僚組織というのはそういうものであります。
 その中で私は、自民党の中にいながらこの改革は無理であることを骨身に染みて分かりました。だからこそ、政権与党である自民党を飛び出して、真にしがらみのない政党を作り、政権を変えるしかないという決意をもってこの17年間、政治活動を続けて参りました。
 改めて申しあげます。昨年、政権交代が実現したのは、こんな日本を何とか変えてくれ、という国民の悲痛なまでの叫びからだったはずであります。この声に応えようと、菅総理大臣始め閣僚の皆さんが一生懸命に取り組んでおられることを否定をするものではありません。
 しかし、政治と行政の無駄を徹底的に省き、そこから絞り出した財源を国民の生活に返すという、去年の衆院選挙マニフェストの理念はだんだん隅においやられつつあるのではないでしょうか。実際に来年度の予算編成は、概算要求で一律10%カット。これではこれまでの自民党中心の政権と変わりません。財政規律を重視するという、そういうことは大事なことではありますけれども、要は官僚の抵抗で無駄を削減できず、結局マニフェストを転換して国民に負担をお願いするだけではないでしょうか。これでは本当の意味で国民の生活は変わりません。
 私には夢があります。役所が企画した、まるで金太郎あめのような町ではなく(※)地域の特色にあった町作りの中で、お年寄りも小さな子供たちも近所の人も、お互いがきずなで結ばれて助け合う社会。青空や広い海、野山に囲まれた田園と大勢の人たちが集う都市が調和を保ち、どこでも一家だんらんの姿が見られる日本。その一方で個人個人が自らの意見を持ち、諸外国とも堂々と渡り合う自立した国家日本。そのような日本に作り直したいというのが、私の夢であります。
 日本人は千年以上前から共生の知恵として、和の文化を築きました。われわれには共生の理念と政策を世界に発信できる能力と資格が十分にあります。誰にもチャンスとぬくもりがある、豊かな日本を作るために、自立した国民から選ばれた自立した政治家が自らの見識と自らの責任で政策を決定し実行に移さなければなりません。
 そして、霞ヶ関で集中している権限と財源を地方に解き放ち、国民の手に取り戻さなければなりません。そのため、国のひも付き補助金を順次すべて地方への一括交付金に改めます。これにより、地方では自主的な町作りやインフラ整備が可能になります。国、地方を通じた大きな節約効果と、そして地域経済の活性化が期待できます。また、地域での雇用が生み出され、若者がふるさとに帰り、仕事に就くこともできるようになります。
 国民の皆さんにご負担をお願いするのは、ここにいる皆さんがありとあらゆる知恵を絞って、できることすべてに取り組んでからでいいはずであります。そしてそれが、昨年の総選挙で民主党と国民との約束でなかったでしょうか。
 衆議院の解散総選挙はこうした改革に与えられた任期を費やして、その結果を出してからのことであります。官僚支配の140年のうち、40年間、私は衆院議員として戦い抜いてきました。そしてようやく官僚機構と対立できる政権の誕生にかかわることができました。われわれは国民の生活が第一の政治の幕開けにやっとこぎつけたのであります。
 官僚依存の政治に逆戻りさせるわけにはいきません。それはとりもなおさず、政治の歴史を20世紀に後戻りさせることになるからであります。私は代表になってもできないことはできないと正直に言うつもりであります。しかし、約束したことは必ず守ります。
 こう断言できるのは官僚の壁を突破して、国民の生活が第一の政治を実行するのは、最後は政治家の志であり、改革のきずなで結ばれている皆さんとなら、長い時代の壁を突破できると信じるからであります。そして私自身は、民主党の代表すなわち国の最終責任者として、すべての責任を取る覚悟があります。
 今回の選挙の結果は私にはわかりません。皆さんにこうして訴えるのも、私にとっては最後の機会になるかもしれません。従って最後にもう一つだけ付け加えさせてください。
 明治維新の偉業を達成するまでに多くの志を持った人たちの命が失われました。また、わが民主党においても、昨年の政権交代をみることなく、志半ばで亡くなった同志もおります。このことに思いをはせるとき、私は自らの政治生命の総決算として最後のご奉公をする決意であります。そして同志の皆さんとともに、日本を官僚の国から国民の国へ立て直し、次の世代に松明を引き継ぎたいと思います。
 そのために私は政治生命はおろか、自らの一命をかけて全力で頑張る決意であります。皆さんのご指示、ご理解をお願いいたしまして、私のごあいさつといたします。ありがとうございました。
※憲法第13条
 「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」
============================================
特集ワイド:小沢一郎氏が掲げる脱原発 少なくともブレてはいない 2012-08-01 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
=========================
“小沢新党”あなどるべからず!マニア受けする政策に注目 2012-07-19 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
=========================
新しい始まりに祝福を! 小沢先生と国会の仲間たちが~日本政治に興味深い局面が到来した 達増拓也 2012-07-18  
=========================
いまこそ、小沢一郎氏に期待する~久しぶりに政治の世界が面白くなってきた 2012-07-04
=======================


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。