「この選挙は『人種』一色で息苦しかった」と振り返る。「この州に刻まれた差別の歴史はあまりに鮮明。オバマ支持でなければ差別主義者とレッテルを張られる」
. . . 本文を読む
金融危機回避に日本や欧州と協調して取り組むが、一方で米国内の農業や雇用の保護も公約している。公約は、オバマ氏の当選を歓迎した途上国や新興国に流出した米国の雇用を取り返すことと同じだ。保護主義的な対外経済政策は、新たな貿易摩擦の火種になる。金融危機回避のための国際協調も、米国がまとめ役になるのか、各国に同調するだけなのか、態度を明確にしていない。
. . . 本文を読む
ブッシュ政権への深い失望と、自信喪失。ここから立ち上がるには、心に希望の火をつける言葉が必要だった。それがオバマ氏の詩だったのだろう。燃え上がった火は、人種という厚い壁をも焼き払った。 . . . 本文を読む