様変わりした点字奉仕

2006-08-07 | 日録
 先週Sr.Kからの問い合わせがあり、しばし過去の記憶を紐解いた。死刑囚藤原清孝の点訳奉仕のことだ。シスターの問い合わせとは、名古屋拘置所に収監されている被告(2審死刑)の一人が面会で「点字をやりたい」とシスターに漏らし、「勝田さんの点訳の経緯を彼(被告)も知っており、そのお尋ねです」と。  清孝の点訳については、拙著にも大部を割いて書いた。囚人が点字をやることの困難は、本人も私も身にしみた。そ . . . 本文を読む