はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

素晴らしく楽しい想像の銀世界。

2009年01月09日 17時22分03秒 | ほのぼの日記シリーズ
昨晩の天気予報が
「明朝から雪でしょう」
と言っていたので
今朝は飛び起き
一目散でカーテンを開ける。
…と
何だかしょぼ~い小雨が
節水中のシャワーみたく
“サァーーーーー”
と降っているのみで
白いのとちゃうっ!
とガッカリする。

雪降れ!わんわんっ!
雪降れ!にゃーーーっ!
あ、猫は雪、嫌か。
とにかく雪!
なんで降んねぇんだよーーーっ!
「知らんがなぁ」
と、神さんは言うだろう。

わーわー言っても仕方ないので
相変わらず傘もささずに出勤。
営業のクセして
ここのところ毎日内勤。
っちゅう事は毎日会社という名のサファリで
猛獣と顔を合わせなければならない訳だ。
社内では猛獣が日々理不尽な出来事を引き起こす。
僕は基本、殆ど社内にいない。
しょっちゅう社内に営業がいる会社はヤバいわな。
だからこうしてたまに1週間会社で仕事をしていると
日々、僕が外勤しとる最中の社内の状況が良く分かる。
皆、この猛獣の元で
我慢してよくやっているなぁと感心させられるのだ。

僕は
「あなたがいると助かるわ」

他の社員やパートさん方々によく言われたりする。
というのも
僕がいる日は
猛獣の理不尽さ全ての矛先が僕へ向かうからだ。
内勤の皆は
僕が居ぬ時はこの攻撃を日々くらっている訳だ。
心中御察し致します。
御見舞い申し上げます。
御愁傷様でございます。

そんで今週は僕が
御愁傷様でございます。
“チ~ン、ポクポク”
南無阿弥陀仏でありまして。
お陰で最近顔にブツブツが出てきて
唇も荒れ
散々だ。
もう食も細くなり
…なんて、そんなヤワじゃねぇよっ!
ガンガン行ってるゼ!
ガンガン!
顔のブツブツや唇の荒れは
冷え性婆さんの集落であるうちの会社に毎日いるせいで
乾燥しちまったからだ。
“ボーボーッ”
暖房強めにきかせやがって。
この室内温度
常夏のグアムだわっ!
こんな真冬に大汗かいて
ブツブツ作って唇荒らして
思春期の男子かっつうの!
青春かっ!
迎春だっ!
バカヤロー!

そんな歪んだ最近の僕の日常に刺激をっちゅう感じの雪だったのに!
残念っ!

雪の日は楽しい。
テンション上がりすぎて
死んじまうんじゃないかっつうぐらいだ。
特に都会の大雪は良い!
パニックっぷりが最高に良い!

午後より猛獣から解放されて
やっと外回りに出られ
僕は雨の街角で
ふっと
そんな雪の事を思う。

朝っぱらからテレビは
大雪情報を頻繁に流し
JR、私鉄、航空の運行情報のテロップが
常に画面を横切りまくる。
パンプスを履いてコケまくってるOLといった定番の映像と共に
怪我人のニュースや都心の現在の状況が
レポーターの喧しい声で
やたら慌ただしくお茶の間に伝えられる。
それとは全く正反対な
静かな窓の外。
いつもの騒音を
雪の日独特の
“シーーーン”
という音がかき消している様だ。

そんな大雪な日の朝は
なぜだろう、あんまし寒くない。
身支度を整え家を出ると
目が痛くなる程に真っ白な銀世界だ。
やっぱし傘もささずに外へ出る。
エレベーターで降りると
マンションの入り口周辺は
大家さんが雪かきしたのだろう道がきちんと出来ている。
そこをわざとスピードスケートの如く
“ツーーーッ”
と滑り
雪かきの切れ目
積もった雪ゾーンに
“ズボズボズボッ”
突入!
転倒しそうな所を危うく立て直し
白かったりぐちゃぐちゃだったりの道路を
駅へ向かって
“スボッズボッ”
と進む。
先行人の足跡は踏まず
まだ未開の踏まれてない雪道を
“スボッズボッ”
と。

ガードレールに積もった雪を片手の平を添えて
「わーーーーーーっ」
と落としてゆき
人通りの無い公園で
積もった雪に向かい
“立ちしょん”
雪面に文字を書く。
大抵そういう時に書く文字は
“うんこ”とか“ちんこ”
なのだ。
上手く書けた
“うんこ”とか“ちんこ”
を眺めて
「かき氷“うんこちんこ”文字。
召し上がれ」
とつぶやいて
何故か満足して駅へまた向かう。
途中
「あ、やっぱし“はなげ”って書けば良かったなぁ」

くだらない後悔をしたり。

丸めて投げたり食ったり
だるま作ったり
倒れて人型作ったり
散々雪を散らかし
時間をかけて
最寄り駅に到着も
ダイヤが大幅に狂ってて
なかなか電車が来ない。
そのうちホームは人の山。
電車が到着するも
皆、我先にと乗り込んで
まるで“おしくらまんじゅう”状態だ。
暖まって丁度良かろう。

電車は“まんじゅう”どもを乗せ
かなりの徐行運転で
降りしきる雪の中を
前へ前へとゆっくり進む。
窓は曇って外の様子を確認する事が困難だ。
手を伸ばして
窓の曇りをふく。
たとえ外を眺められたとしても
降りしきる雪の中を
走る箱の中
スピード感覚を読み取る事は容易でない。
あきらめて曇った窓にイタズラ書き。

“はなげ”

電車は会社のある駅に到着。
ドアから大量の“まんじゅう”がこぼれ降り
そしてまた
新しい“まんじゅう”達が乗り込んでゆく。
どうせすでに遅刻だと
僕は喫茶店に向かい
あたたかいコーヒーを飲みながら
タバコをくゆらせ
降りしきる雪の
外の景色を
ニタニタ笑いながら
眺めるのだ。

明日は休み。
思い切り雪暴れが出来るぞ!
とか考えながら。
「お!あそこでまたコケたっ!」
ニタニタッ!

なんて。

「ちぇっ。雨か…」
雨の街角で
素晴らしく楽しい銀世界を想像するのだった。

♪雪、雪、降れ、降れ
ねぇちゃんが~
パンプス、ミニスカ
滑ってる~
ピチピチ、ムチムチ
ランランラ~ン♪

めけめけ~。

写真。雪の予報が
雨の街角。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぴっちぴっち、むっちむっち (みぃ)
2009-01-09 22:27:37
ランランラン♪…なら楽しいけどねー。

ばんぱくさん、雪国留学なさいませ。
毎日、雪に埋もれてそりゃあもう、
充実した人生が送れるものと…。
湿度も高いから、お肌や唇の荒れも解消しますよ~。
ついでに、うちの雪かきの手伝いよろしく!!



返信する
ものすごい良くわかる! (ともお)
2009-01-10 08:21:54
雨が夜更けすぎに、雪へと変わった瞬間。
朝、ワクワクしながらカーテンを開ける瞬間。
夕方、灰色にとけてぐちゃぐちゃになってる雪を見た時の、ガッカリ感。
日常から、ポーーンと別世界に飛ばされるドキドキ?
本当に、何とも言えないテンションになりますな!!!!!
北国の方には本当に申し訳ないが、南国生まれにとっちゃ銀世界って、とてもとても魅力的なのだ。。。。
返信する
みぃさん。 (ばんぱく。)
2009-01-10 13:51:51
いやいや(笑)
雪国の方々は“雪のプロ”
パニックなど起きないでしょう(笑)
「あぁまた今年も例の季節がきたか」
程度で(笑)

雪国のお得意先さん方々から
よく雪かき地獄の話を聞きますが
ちょーーーーーーっ
大変そうですねっ!
でもそんな話を
笑って出来る雪国の方々は
やっぱし“雪のプロ”!
“雪のプロ”は強し!
ですね(笑)

雪かきはプロにおまかせします(笑)
♪僕はコタツで丸くなるぅ~♪
なんて(笑)
返信する
ともおさん。 (ばんぱく。)
2009-01-10 13:56:27
南国はあんまし

降らないですか(笑)
そうっすよね(笑)
でも時々ニュースや天気予報で
“九州で雪”
とか
“山口で大雪”
とか見ますね(笑)
僕が出張中も雪降った事ありますし。
日本は広いようで狭い
ですね(笑)
返信する

コメントを投稿