春よこい

年明けて、昨日実家へ帰った。
おやじしかいなかった。
母は仕事（介護福祉士）
同じく帰郷している筈の妹は？
下のは家族みんなで28日に来て大晦日に旦那の実家へ行ったらしく
上のは明日（つまり今日）家族みんなで来るらしい。
おやじと飲んだ。
だいぶ、フラフラしていた。
以前会った時よりも確実に老けていた。
老化は急速だ。
母が帰って来て、両親に挨拶して
昨日のうちに実家を出た。
仕事で気になっていることがあった。
事務所へ行かなくちゃ。
それと、大晦日から風邪をこじらせたみたいだ。
くしゃみ、せき、鼻水。
軽いものだ。
が、自宅で寝たい。
これから来る妹夫婦と3人の甥姪に風邪をうつすわけにはいかない。
もちろん両親にも。
上記2つの大事な理由で帰宅した。
それはもちろん、早々実家を出た本当の理由だが
心の奥底では、多分両親との“間”みたいなものに耐えきれなくなったからなのかも。
理由なんてどーとでも言える。
仕事、風邪
それが本当の理由でも、理由なんてものは考えれば幾つだって出てくる。
それが大人だ。
勉強をやらない理由が1つしか見つからなかった子供の頃とはわけが違うのだ。
いつもは妹家族とみんな集まって大賑わいの新年の実家。
今回は両親と3人。
色々他愛もない話をして、車で駅まで送ってもらい、電車で事務所へむかう。
事務所はPM11時に閉まる。
そのギリギリまで仕事して、マンションに帰宅した。
コンビニのサラダと漬物でビールをやっつけ
風邪薬を葛根湯で流し込む。
テレビ見て、眠る。
僕の元日だ。
現実の、元日。
様々考える、元日。
昔から、今を生き、不確かな未来を確かにしようと必死になる。
今にいながら、昔を見て、あらん未来をつい見ようとしてしまう。
見たくない未来は、見ないようにして
心の奥底では、当然見えている。
ずるく、なりきれない。
ああ、正月ならでは。
別に悪くはないじゃないか。
こんなんでも、楽しいのだからさ。



めけめけ～。

写真。2012年12月31日から2013年1月1日。