はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

はっほっおっあっにゃー。

2013年09月19日 17時04分49秒 | 出張中の日常シリーズ
長崎で営業済ませ、電車に乗って「はっ!」とした。
お取引先さんにカタログ忘れた!
すぐ長崎駅へ引き返し、さっきまでいたお店へタクシーとばして戻る。
「カタログわすれました!」お店の方は大爆笑。
こんなミスは久しぶりである。

そういえばむかし千葉の電車ん中にサンプルを忘れてしまった事があった。
「わっ」て慌てて下車駅で問い合わせ
保管場所の終点駅までそれを取りに行った際
中身の確認で少し不審がられた。
なにぶんうちの商品は女性もののかわいい商品がメインである。
中身は女性ものの下着がパツパツに入っていたが、なんて言われる始末。
下着じゃないし、それはサンプル、営業道具だと説明して
無事商品を受けとることができた。
駅員ともに一同大笑いだったっけ。

さて、長崎のお店で忘れ物を受けとり
待ってもらっていたタクシーに再び乗り込み駅へ。
出張はまだ始まったばかり。
取りに戻れる範囲で気付いて良かった。
もっと遠くへ行ってしまっていたら災難だった。
「ほっ」と胸をなでおろす。

本日二度目の長崎駅。
売店でサンドイッチとコーヒーを買い
ホーム片隅にある休憩スペースで食べた。
僕の待つホーム向かいに博多からの特急列車が到着した。
来客を盛大に迎えんとばかりに
さだまさしの長崎小夜曲が高らかに鳴り響く。
さだまさし、好きである。
「おっ」なんて、ちょっと楽しくなりながらサンドイッチを頬張った。

コーヒーを飲む。サンドイッチ食べる。快晴の空。暑いが嫌じゃない。
なんだかピクニック気分になる。
「あっ」気付けばいつの間にか足元にねこが4ひきむらがっていた。
くろぶちが2ひき、ちゃとら1ぴき、きじ1ぴき。
なんだ?サンドイッチが欲しいのか?絶対にやらんぞ!
とられてなるものかと、僕はサンドイッチを一気に口にねじこんだ。
「ああーいろっ!ぅえーっ!(ざまーみろっ!べーっ!)」
満タンの口でねこらをおちょくってみたがまったく相手にされず。
ねこらはマイペースにそれぞれ好き勝手にくつろいでいた。

このねこたち、出張で長崎に来る度駅で見かける。
えきねこかな。駅に住んでるねこ。駅に居着いたねこ、かな。
だいたいが、自ら人にすりよることはない。
近くにはよってくるが、一定の距離でごろごろ~している。
人がねこによってゆくのがここのカタチである。
媚びているやらいないやらの微妙なラインだ。
いや、媚びちゃいないか。
来るもの拒まず去るもの追わずな気ままねこスタイルである。

おばちゃんがねこによっていく。
ねこは「くれば~」て目でおばちゃんを待ち構え
「さわれば~」て視線を投げ掛ける。
かわいいね~!なんつっておばちゃんはねこをわしゃわしゃとする。
ねこはとくになんてことなく
「今日テレビなにみよう」みたいな顔でさわられほうだいさせっぱなし。
「あ、電車来たわ。ねこちゃんまたね~」なんて言うおばちゃんに対し
「お前が来るならまた会ったるわ~」みたいな顔で微動だにせずだ。
ねこ、たくましか~っ!である。

ねこらは毎日たくさんのお客を、長崎の玄関口で迎え、送りしているのだ。
いらっしゃい、またきてね~、なんていいながら。
いや、もしかしたら
なんかくれ~、ここんとこ痒いからかいてくれ~
なんて言っていたりするのかもしれない。
まあなんにせよ
僕ら人間には「にゃー」としか聞こえない。
その「にゃー」が旅の癒しや思い出になる。

もしかしたら
長崎のえきねこは、旅人を忘れないでいてくれるかもしれない。
また来たのか!よし、ここ、痒いとこかいてくれ~!
「にゃー」なんて。
つかず、はなれず。

めけめけ~。

写真。ぶち。


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