はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

野メガネ。

2012年05月09日 18時35分39秒 | ほのぼの日記シリーズ
僕が小学生の頃の時代ってのは
そこらへんの草原でよく野ぐそを見つけたものだ。
僕ら社会での野ぐその定義は基本“人の糞”。
しかしよく見かけたそれは、純粋に人から出たものなのか
犬のふんなのか、はたまた何らか別な獣のものなのか
分別がつかぬ物体が大概だった。
ただ、本物の人間から出た野ぐそは
うんちにティッシュや葉っぱが添えられていたりするから
大体察しはついてもいた。
人が取るお尻をふく手段であるからだ。

野ぐそ、のっぱらに放置された落し物。
人のお尻から出た忘れ物。
かくいう僕も、落し物や忘れ物を頻繁にしてしまう野ぐそ経験者の常習犯だった。
以前、当ブログで、学校のうんち問題について書いたことがあった。
学校のトイレで“大”つまりうんちをするのは死活問題、いじめの対象となったって話。
当時、それでよくうんちをもらしていた僕。
同時に屋外では野ぐそも頻繁にこなしていた野ぐそプロでもある。

僕の場合、こっそりするというよりも、宣言してからしていた。
「野ぐそしてくる!」と友達におもいきり言い放ち
ダッシュで草むらへ駆け込むのである。

当時、僕らが小さい頃は
もうそこらじゅうに野ぐそが出来るような絶好のポジション
いうなれば野ぐそパワースポットがいっぱいあった。
草ボーボー、自然にあふれていた。
僕らはそこで台地に恵みを与え、自分もスキッと弾ける解放感を得ていた。
そこではいつでも野生にかえれた。
本来の、生き物としての人間のカタチを知る事が出来たのだ。

だから遊びといえば朝から晩までお外で走り回っていたり
今とはだいぶ子供生活の状況が違っていたのかもしれない。
カブトムシやクワガタ取り放題だったし、川に入ってザリガニ取り放題
野球し放題、鬼ごっこし放題、そこらでうんこし放題…それはどうかと思うが
こと、うんこにしたって、おしっこにしたって
今みたいにトイレが借りられるような店もそんなにないし。
月曜日発売のジャンプが土曜に売ってるようなレアな酒屋で時々トイレを借りてたけど
そんな個人商店で頻繁にトイレは借りられないしね。
今と昔とどちらが良いかは別問題として
子供の居場所は自然の中にあった気がする。
たくましかったなー。
あらゆる意味で“くそ”ガキだったけど。

犬のうんちを持ち帰るマナー。
昔はそれ、無かったし
あったのかも?浸透してなかったし?
それに昔は野良犬がうじゃうじゃいたような気がする。

何かのテレビで見たり雑誌で読んだのだけど
今は昔と違って、小学生は別に普通にトイレでうんち出来るみたい。
というか、してるみたい。
ちゃんとお互い尊重しあって、認め合っていそうだものな。
いじめも、カタチをかえているみたい。
基本的人間の尊重だよな、大人だよな。
ある意味、いじめも大人っぽいみたい。
僕からしたらそっちの方が怖いみたいな。

いろんなものがきちんと進化されてきている、と思う。
どことなく神経質に整備されてきている面もある。
とかく、暮らしいい時代である。
あ、かもしれないと、敢えて付け加えておくことにしようか。

そんな時代だから、野○○も、次世代に突入しているのかもしれない
っちゅう現場を、先日目撃した!
そうそう!そうなの!
野○○の有り方に真っ向からメスをいれたような衝撃だった。
それが冒頭写真の「野メガネ」である!

ある街の横断歩道途中の植木スペースに、この野メガネはあった。
その、あまりの衝撃に惹かれた僕は
一旦渡りきったのに、再度信号が青になるのを待って戻って再び野メガネに接近し
写メったのだった。

一体誰が、何の目的で、ここにメガネを!?
落としたのか?置いたのか?落ちていたのを誰かがひろって親切にここに置いたのか?
それとも、事故とか自殺とかそういう怖いやつ!?
もしや!お尻からブリッと出した!?んなわけない!
様々なそんな単純な疑問が残る。

この野メガネを目撃してすぐ
僕は新しいメガネを衝動買いしてしまった。(←マジ)
野メガネ!新手のメガネ広告か!?

自然多き昔の僕らの故郷。
そこへ、野ぐそという形で、自尊心を置いてきてしまった僕。
この野メガネもまた
自分を変えたいと願う現代人の落とした過去の自尊心なのかもしれない。

なんにせよ僕は
「野ぐそしてくる!」
と堂々と宣言できる程の強い人間であり続けたいし
「してこい!」
と言える優しい人間でもありたい。

っちゅうか、そもそも
野ぐそも野メガネも
まったくのナンセンスだ!
とも言いたい。

めけめけ~。

写真。野メガネ。


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