つ。

関東と関西ではセミの鳴き声が違うと思う。
関西の方がうるさい気がする。
うるさい、というか異様に元気であると感じる。
関東のセミの声は“ジジジジジ…”や“ミ～ンミンミン…”と聞こえる。
それも何となく単体であちこちから聞こえてくる感じがする。
比べて関西のは“ウィンウィン！ウィンウィン！”という感じ。
まるで大量の超高速モーターが頭上で回っている感じ。
UFOの大群が僕の頭の上で待ち合わせしているようなイメージである。
セミの声は“ウィンウィン！”と、まとまって迫り来る。
セミの種類も違うんだろうな。
まぁ、やかましいのはどちらも同じだ。

本日眠い目をこすりながら三重県回り。
セミが“ウィンウィン”と鳴いている
ちゅうことは、やっぱり三重県は関西エリアなのだろうか。
東海と関西の間に挟まれた県、三重。
セミの声はうるさいっちゃうるさいが、さほど耳障りて程でもない。
暑さも、死ぬ程暑い関西ほどでなく、げんなりする暑さの東海ほどでもない。
セミのボリュームも暑さも東海と関西の中くらいである。

朝一に名古屋から
駅名が日本一短い「津」へと向かう。
昨晩接待飲みだった為、眠くて眠くて仕方なかった。
近鉄電車の冷房が心地よい。
かと思えば、桑名あたりから車内がスゲー暑くなってくる。
冷房が外からの熱気に押されてきたためだ。

僕は今日使う書類の整理をしていたのだが
眠気に負けてウトウトしてしまう。
しかし整理もしたい。
営業プランも組みたい。
が、ウトウト…。
え～い！もういいや！寝てまえ！
グゥ～～～…。
腕組みして眠ってしまった僕
電車の揺れで目覚めた時には腕に大汗かいてて
腕の下にあったバッグが汗でびっしょりになっていた。
暑さ故、汗がしたたる、マイバッグ。
すぐ、バッグの汗をふく！
バッグが汗かいたみたいじゃん！

いやはや三重県はいくら暑い東海と暑苦しい関西の間といえど
暑さも厳しいわけで
こんなに汗たらしていたらぶっ倒れちまいそうである。
水分補給をこまめにとお取引先さんからいただいた飲料は
そりゃあっちゅう間になくなってしまう。
水！といっても、営業回りで忙しくしていると
例え自販機でも買うタイミングを失ってしまう。
身体がボロボロになってしまってからでは遅いのだ
ちゃんと飲み物は携帯しておくべきだろう。

ところで
最近右ひざが痛い。
ひざをつくとズキンッと激痛が走る。
骨が折れているのか？
普通にしてたら全くなんもないのでたちが悪い。

一体どうした俺のひざ！
「ひざに水がたまって痛い」なんてよく聞く。
僕の激痛もそうか？
だとしたら早く医者に行かなくちゃ！
とはいえこれまた暇がない。

まぁあれだ
飲み物買う暇ないやつだ
ひざに水持ってるくらいがちょうどいいか。
なんてそんなのぜんぜん面白くも無ぇ！

なんて津に到着した途端
ひざが痛みだし思わず悶絶。
「痛(つ)っ！」
だからぜんぜん面白く無ぇって！

めけめけ～。

写真。つ。