3月に開催された
Masters1000
BNPパリバ・オープンの頃実施された
ドーピング検査で
提出した検体から
低濃度ながら禁止物質
筋肉増強効果のある合成アナボリックスステロイド
クロステボルが
2度にわたり検出
シナーサイドは
禁止物質が体内に入った理由について
サポートメンバーの1人が
自身の傷を治療するためにクロステボル入りのスプレーを肌に塗り
その手でシナーにマッサージ等を施したためだと説明していました
で
一時暫定的な
出場停止処分が科されるも
異議申立てが認められすぐさま処分は解除
その後の調査でも
違反が故意ではなく過失もなかったと判定され
結果的
規則に基づきBNPパリバ・オープンで
シナーが獲得した賞金325,000ドル(約4,700万円)と
ランキングポイントの400ポイントが
没収されることで
決着していました
なのに
今回
WADA世界反ドーピング機関が
ヤニック・シンネルを
CASスポーツ仲裁裁判所に提訴したらしいです
WADA世界反ドーピング機関サイドの言い分は
シンネルを無実と裁定したテニスの不正行為監視機関「ITIA」に対し
過失がないという判断は適用規則と照合した上で正しいものではない
として不服申し立てを決行
1年から2年の資格停止を求める
としつつ
この問題は現在CASで審議中であるため、現時点ではこれ以上のコメントを出すことはできない
とのこと
これに対し
シンネルは
WADAの提訴には非常にがっかりしているし驚いてもいる
なぜなら
これまでに審問は3回あり
全て自分に非常に有利な結果だったからだ
こんな展開になることは予想していなかった
彼らが提訴するつもりであること
そして今日それが正式に発表されることは
数日前に知っていた
もしかすると彼らは僕がちゃんと手続きを踏んだ上での裁定だったのかを
確認したいだけなのかもしれないけどね
とコメントしています
そもそも論なんですけど
筋肉増強効果のある
ステロイド剤って
治療の一環で必要でない限り
医師以外は
使えないように
できないもんなんでしょうか
あっ
市販薬でも
ステロイド含まれてる薬あるか…