坂崎磐音をめぐる人々の
在りし日を取り上げた
短編集
第一話 初午祝言
北割下水の屋敷地で
母幾代と共に暮らす
御家人品川清兵衛の次男にして
磐音の用心棒仲間
柳次郎が
幼なじみ
学問所勤番組頭椎葉弥五郎の娘
お有と祝言を迎えるまでのお話
居眠り磐音江戸双紙ですと
35巻『姥捨ノ郷』あたりでしょうか
本来なら
磐音とおこんさんが
仲人役をするべきところ
田沼意次の放つ刺客から逃れ
目下
元雑賀衆のくノ一
霧子さんの故郷
紀伊姨捨の郷に身を寄せている状況
という事で
代役の仲人役が
幕府奥医師桂川国瑞・桜子夫妻
祝言を仕切るは
江戸600軒の両替商の株仲間を束ねる
「今津屋」を筆頭に鰻屋「宮戸川」…
今は無役とはいえ
南町奉行所の元年番方与力
笹塚孫一らもいたりして
正直
身分不相応過ぎる仲人役&後見人
お有の父親にしてみれば
青天の霹靂
貧乏御家人品川柳次郎が
なんでまたこんな人脈…
あれもこれも
すべては坂崎磐音との出会い!
柳次郎&お有さん
お幸せに~
第二話 幻の夏
深川・唐傘長屋に住むおきんが
二人目を出産するため
むすめのおそめを連れ
故郷の平井浜に戻った
ひと夏のお話
おそめが
縫箔職人になりたいと思った
おそめの才能が見いだされた
始まりの夏とも言えるかな?
父親の大工の兼吉は
博打に手を出すわで
酒を飲むわの
しょうもない人物でしたが
おきんも
おなかに子供がいるのに
夜な夜な隠れてお酒を飲むような
キャラクターだったんですね~
第三話 不思議井戸
南町奉行所の名物与力
笹塚孫一が
十七歳当時
謀略で
父・中右衛門を失った経緯と
仇討ちまでを描いたお話
おれは父とは違う与力になる
17歳の笹塚さんが
密かに仇討ちを済ませ
事件を解決した一連の行動
お見事です
確かに
その後
南町奉行所与力となった
笹塚さんは
毎度毎度
磐音を巻き込んで
手柄をたて
悪党からち押収した持ち主不明金を
押収しては
奉行所の探索費用に繰り込む荒業を
平然とやってのける
人物をなりました
ただし
その根底には
融通の利かない
謹厳実直 公平無私と評された
父・中右衛門同様
弱きを助け強きを挫く
正義の心を持った人物でした
第四話 用心棒と娘掏摸
豊後関前藩の守旧派
宍戸文六らの陰謀により豊後を離れ
浪人として江戸に向かう道中のお話
それがし
なけなしの小判二両を持参しております
この金子を勝負にかけて
自分が勝ったなら
そちら様から二両頂戴できませぬか?
礼儀正しい?道場破り向田源兵衛登場
むこうだげんべえ むこうだげんべえ
神保小路の尚武館道場より
小梅村の道場が好きだ~と言って
後に
田丸輝信と一緒に
小梅村の道場師範になる浪人さんだ!
母が国を出る折り
持たせてくれた小判が古いもので
その辺の両替屋では
偽小判と疑われ両替してもらえず
やむなく道場破りをしてみた!
って…
呑気だね~
って
そんなことより
今回登場した
十国峠に伊豆山神社
横穴から噴き出す走り湯って
小生がよく行く
出没する場所なんですよ
親近感湧いたわ~
第五話 半日弟子
本所吉岡町裏に住む
天神髭の百助こと
鵜飼百助(因みに御家人)が
坂崎磐音を伴い
研ぎ終えた名刀を
依頼主の家に届けた
半日のお話
一件目の
居合術道場に届けたのは
二宮作兵衛の無銘の剣
名も無き剣ではあれど
百介曰く良剣
その持ち主・二宮作兵衛の
優れた人物でした
問題は
二軒目
粟田口一竿子忠綱の届け先
定火消を務める旗本五千二百石
石室飛騨守の屋敷
あわたぐちいっかんしただつな…?
佐野善左衛門が
田沼意次の嫡子・意知に斬りかかった
あの粟田口一竿子忠綱!?
別物???
銘刀の持ち主
石室飛騨守義武は
定火消の役職を盾に
悪行三昧してました
で
それを知った磐音が
義武を懲らしめる下りは
爽快です
しかも
義武は徳川家に仇なす
妖刀村正まで持ちだし
振り回す有様…
当然
こやつの悪行なしてきた
悪行の数々を
直参旗本
将軍御側御用取次・速水左近に報告
石室家断絶 義武の切腹
確定でございます
幸吉からは
五百文は貰いな!
と言われましたが
半日とは言え
仕事の内容が内容ですから
本来は
一両や二両では
すまないハズなんだけどね…
スピンオフ作品
この後は
新・居眠り磐音2「武士の賦」
読んで終わろうと思います
在りし日を取り上げた
短編集
第一話 初午祝言
北割下水の屋敷地で
母幾代と共に暮らす
御家人品川清兵衛の次男にして
磐音の用心棒仲間
柳次郎が
幼なじみ
学問所勤番組頭椎葉弥五郎の娘
お有と祝言を迎えるまでのお話
居眠り磐音江戸双紙ですと
35巻『姥捨ノ郷』あたりでしょうか
本来なら
磐音とおこんさんが
仲人役をするべきところ
田沼意次の放つ刺客から逃れ
目下
元雑賀衆のくノ一
霧子さんの故郷
紀伊姨捨の郷に身を寄せている状況
という事で
代役の仲人役が
幕府奥医師桂川国瑞・桜子夫妻
祝言を仕切るは
江戸600軒の両替商の株仲間を束ねる
「今津屋」を筆頭に鰻屋「宮戸川」…
今は無役とはいえ
南町奉行所の元年番方与力
笹塚孫一らもいたりして
正直
身分不相応過ぎる仲人役&後見人
お有の父親にしてみれば
青天の霹靂
貧乏御家人品川柳次郎が
なんでまたこんな人脈…
あれもこれも
すべては坂崎磐音との出会い!
柳次郎&お有さん
お幸せに~
第二話 幻の夏
深川・唐傘長屋に住むおきんが
二人目を出産するため
むすめのおそめを連れ
故郷の平井浜に戻った
ひと夏のお話
おそめが
縫箔職人になりたいと思った
おそめの才能が見いだされた
始まりの夏とも言えるかな?
父親の大工の兼吉は
博打に手を出すわで
酒を飲むわの
しょうもない人物でしたが
おきんも
おなかに子供がいるのに
夜な夜な隠れてお酒を飲むような
キャラクターだったんですね~
第三話 不思議井戸
南町奉行所の名物与力
笹塚孫一が
十七歳当時
謀略で
父・中右衛門を失った経緯と
仇討ちまでを描いたお話
おれは父とは違う与力になる
17歳の笹塚さんが
密かに仇討ちを済ませ
事件を解決した一連の行動
お見事です
確かに
その後
南町奉行所与力となった
笹塚さんは
毎度毎度
磐音を巻き込んで
手柄をたて
悪党からち押収した持ち主不明金を
押収しては
奉行所の探索費用に繰り込む荒業を
平然とやってのける
人物をなりました
ただし
その根底には
融通の利かない
謹厳実直 公平無私と評された
父・中右衛門同様
弱きを助け強きを挫く
正義の心を持った人物でした
第四話 用心棒と娘掏摸
豊後関前藩の守旧派
宍戸文六らの陰謀により豊後を離れ
浪人として江戸に向かう道中のお話
それがし
なけなしの小判二両を持参しております
この金子を勝負にかけて
自分が勝ったなら
そちら様から二両頂戴できませぬか?
礼儀正しい?道場破り向田源兵衛登場
むこうだげんべえ むこうだげんべえ
神保小路の尚武館道場より
小梅村の道場が好きだ~と言って
後に
田丸輝信と一緒に
小梅村の道場師範になる浪人さんだ!
母が国を出る折り
持たせてくれた小判が古いもので
その辺の両替屋では
偽小判と疑われ両替してもらえず
やむなく道場破りをしてみた!
って…
呑気だね~
って
そんなことより
今回登場した
十国峠に伊豆山神社
横穴から噴き出す走り湯って
小生がよく行く
出没する場所なんですよ
親近感湧いたわ~
第五話 半日弟子
本所吉岡町裏に住む
天神髭の百助こと
鵜飼百助(因みに御家人)が
坂崎磐音を伴い
研ぎ終えた名刀を
依頼主の家に届けた
半日のお話
一件目の
居合術道場に届けたのは
二宮作兵衛の無銘の剣
名も無き剣ではあれど
百介曰く良剣
その持ち主・二宮作兵衛の
優れた人物でした
問題は
二軒目
粟田口一竿子忠綱の届け先
定火消を務める旗本五千二百石
石室飛騨守の屋敷
あわたぐちいっかんしただつな…?
佐野善左衛門が
田沼意次の嫡子・意知に斬りかかった
あの粟田口一竿子忠綱!?
別物???
銘刀の持ち主
石室飛騨守義武は
定火消の役職を盾に
悪行三昧してました
で
それを知った磐音が
義武を懲らしめる下りは
爽快です
しかも
義武は徳川家に仇なす
妖刀村正まで持ちだし
振り回す有様…
当然
こやつの悪行なしてきた
悪行の数々を
直参旗本
将軍御側御用取次・速水左近に報告
石室家断絶 義武の切腹
確定でございます
幸吉からは
五百文は貰いな!
と言われましたが
半日とは言え
仕事の内容が内容ですから
本来は
一両や二両では
すまないハズなんだけどね…
スピンオフ作品
この後は
新・居眠り磐音2「武士の賦」
読んで終わろうと思います