時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

ISUグランプリシリーズ・ファイナル2019トリノ「女子FS」

2019-12-09 | フィギュアスケート
photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹

Total 世界最高得点
アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア) 241.02

Free Program 世界最高得点
アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア) 166.62

Free Program Starting Order 
アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)  PB:240.00(SP:85.04 FS:159.45) 
                   予定:3A+2T 3A 2A 3Lo/3F+3T 3F+1Eu+3S 3Lz  
                   3A2本:前半2本(コンボ/単)   

アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア) PB:241.02(SP:74.91 FS:166.62)
                   予定:4S 4Lz 4T+3T 2A/4T+1Eu+3S 3Lz+3Lo 3Lz 
                   クワド3種類4本:前半3本(単2/コンボ1)/後半1本(コンボ) 3A:なじ

アンナ・シェルバコワ(ロシア)    PB:227.76(SP:73.18 FS:160.16) 
                   予定:4Lz+3T 4Lz 2A 2A/3Lz+3Lo 3F+1Eu+3S 3Lz
                   クワド1種類2本:前半2本(コンボ1/単1) 3A:なし

紀平梨花(日本)           PB:233.12(SP:83.97 FS:154.72) 
                   予定:4S 3A+2T 3F 3A/3F+3T 2A+1Eu+3S 3Lo 
                   クワド1種類1本:前半1本(単) 3A2本:前半2本(コンボ/単)

アリーナ・ザキトワ(ロシア)     PB:238.43(SP:82.08 FS:158.50) 
                   予定:3Lz+3Lo 2A+3T 3S 2A/3Lz 3F+2T+2Lo 3F
                   クワド:なし 3A:なし

ブレイディ・テネル(アメリカ)    PB:225.64(SP:75.10 FS:150.83)
                   予定:3Lz+3T 2A 3S 2S/3Lz+3T 3F+2T+2Lo 3Lo
                   クワド:なし 3A:なし


photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹

<結果>
1.アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)・・・・・・・・合計247.59(FS:2位/162.14 SP:1位/85.45)New WB PB
2.アンナ・シェルバコワ(ロシア)・・・・・・・・・・合計240.92(FS:1位/162.65 SP:3位/78.27)PB 
3.アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)・・・・・・・合計233.18(FS:3位161.73/ SP:5位/71.45)
4.紀平梨花(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・合計216.47(FS:4位/145.76 SP:6位/70.71)
5.ブレイディ・テネル(アメリカ)・・・・・・・・・・合計212.18(FS:5位/139.98 SP:4位/72.20)
6.アリーナ・ザキトワ(ロシア)・・・・・・・・・・・合計205.23(FS:6位/125.63 SP:2位/79.60) 

Judges Scores はコチラ
PB(Personal Best) … 1人の選手が記録したスコアのうち最も高いスコアこと
WB(World Best) … 世界最高スコア

予想通り
シニアデビュー組の
3人が
表彰台を
独占しました
興味深いのは
優勝したのが
クワドを跳ばない
アリョーナ・コストルナヤ
だったと言うことです
男子に関しては
クワドが
不可欠ですが
女子に関しては
成長期の課題があり
長期的に
クワドを跳び続けながら
競技生活をおくれるのか
まだ未知数です


photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹

長い目で見ると
コストルナヤのように
確かな表現力と技術を持つ
選手の方が
息の長い
競技生活を
おくれるのでは?
と言うのが
個人的な意見です
但し
ロシアに関しては
ご存じのように
他国に比べて
女子選手が
現役でいる期間は
非常に短く
ロシアフィギュア界の上層部が
息の長い選手の育成に
関心がないように思えるので
例外
と言うか
私の意見には
あてはまりません
と言うことで
来シーズン
ロシア4選手で
何人残っているかは
微妙です

因みに


photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹

25日から
ロシアフィギュアスケート選手権が
開催されます
女子は
史上最高&最強&熾烈な
戦いになります
男子選手より
下手したら
レベル高いですから!
いや
実際高い!

アリョーナ・コストルナヤ(16)
アレクサンドラ・トゥルソワ(15)
アンナ・シェルバコワ(15)
アリーナ・ザギトワ(17)
エリザベータ・トゥクタミシェワ(22)
エフゲニア・メドベージェワ(20)
が世界選手権出場
3枠を争う感じでしょうか?
昨シーズン
欧州選手権を制した
ソフィア・サモドゥロワ(17)は
今シーズン
既に
精彩なく…
コストルナヤ 当確
残る2枠も
トゥルソワ
シェルバコワかな?
3Aを跳ぶ
トゥクタミシェワにも
可能性ないこともない
今回
FSで負傷してしまった
ザギトワは
選手権に向けて
ますます
厳しい状況に
なってしまいました


photo/ Sputnik 日本 
Jr. TOP3 アリサ・リウ(アメリカ)/カミラ・ワリエワ(ロシア)/ダリア・ウサチョワ(ロシア)

でもって
2年後
オリンピックの
スケートリンクは
13歳14歳
Jr.世代出場してくると思われ
現TOP選手は
果たして
生き残っているかどうか…
全員
いない可能性すらあるから
怖いわロシア


photo/朝日新聞DIGITAL

紀平梨花選手
4S(クワド・サルコウ) → ①4Sfall
3A+2T(トリプル・アクセル~ダブル・トウループ) → ②3A<+2T
3F(トリプル・フリップ)
3A(トリプル・アクセル)
~後半~
3F+3T(トリプル・フリップ~トリプル・トウループ)
2A+1Eu+3S(ダブル・アクセル~オイラー~トリプル・サルコウ)
3Lo(トリプル・ループ)

①クワド・サルコウ転倒 
②コンボのトリプル・アクセルがアンダーローテーション(1/2~1/4回転不足)

ショート6位から
巻き返し
4位となった
紀平選手
お疲れさまでした
NHK杯フリーで
クワド・サルコウ導入用の構成に挑戦
そして
グランプリファイナルFSと言う
大舞台で
有言実行
ついに
4S導入してきました

4Sの成功率を
上げるのは言うに及ばずですが
その一方で
コストルナヤのように
加点を取れるよう
ブラッシュアップすることが
大切だと思いました
まだまだ
点数取れます
十分伸びしろあります!

次は
全日本選手権です
期待してます
是非とも
タイトル取って下さい


photo/日刊スポーツ

グランプリフィアナル
ジュニア男子の結果も出ています
日本からは
佐藤駿選手と鍵山優真選手の
2名が出場していました

優勝
佐藤駿  合計255.11(FS:1位/177.86 SP:2位/77.25)
     実施:4Lz 4T+3T 4T 3A+2T/3A 3F+1Eu+3S 3Lo
4位
鍵山優真 合計227.09(FS:3位/155.90 SP:6位/71.19)
     実施:4T+2T 3F美 4T 3A+1Eu+2S/3F+3T 3Lz 3Lo

ジュニア男子で
日本人選手が
優勝したのって
宇野昌磨選手以来なので
5年ぶりかな?
二人共
全日本選手権に
出場します
シニア勢に
どこまで
食い込めるか
楽しみです