HP管理人の独り言 リメイク版

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どうしてサケは生まれた川に戻って来れるの?

2012年05月15日 | 日記

 川で生まれたサケは、親になってまた生まれた川に戻ってきます。 一体サケは何を目印にふるさとの川に戻ってくるのだろうか? 実は、サケは生まれた川の匂いを憶えていて、その匂いを頼りに自分の生まれた川に戻ってくるわけです。 サケは卵から孵って最初に嗅いだ匂いを一生忘れないそうです。 実験によって、川から海に出ようとするサケの一部に、鼻せんをしてみたところ、鼻せんをしないサケは、きちんと同じ川に戻ってきたのに対し、鼻せんをしたサケは生まれた川に戻ってこなかったそうです。 サケは、北の国の綺麗な川に卵を産みます。 そして、卵から孵った子は海へ出て大きく成長していきます。 北海道で生まれると、アラスカの近くまで行き、アリューシャン列島、ベーリング海辺りを回って、4年後に親になって生まれた川に戻ってきます。 川に戻ったサケは、強い川の流れにも負けず、上流めざして泳いで行き、川の底の石の下などに卵を産み、一生を終えます。 ちなみに、最近では、人工で卵を孵して、丈夫になってから川に放流するので、川に戻ってくるサケの数は多くなってきているそうです。